山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ニワトコ(庭常)の蕾

2009-03-07 19:11:49 | 被子植物合弁花

これは4月初旬に咲くニワトコの花の蕾です。

少しブロッコリーに似た雰囲気で美味しそうですね。

少し前までは、山菜の一つとして紹介していた本もあったようですが、最近の本では

青酸系配糖体(毒物)を含んでいるので、山菜としては利用しないほうがいいと書かれているようです。

この蕾は4月初旬に開花すると、黄白色の花になり、6~7月にはそれぞれガマズミに似た赤い実を結びます。

これからの季節、山を歩く度に違った姿を見せてくれるこのニワトコが楽しみです。

ところで、宝塚歌劇団で有名な ♪スミレのは~な咲く頃・・・という歌がありますが、原曲はウィーンの曲で、

「ニワトコの白い花咲く頃」というそうです。これがパリではシャンソンとして歌われると「リラの花咲く頃」 

そして宝塚歌劇では「スミレの花咲く頃」になったという話を聞いたことがあります。

真偽のほどは判りませんので、興味ある方は一度調べてみて下さい


ニワトコ <スイカズラ科 ニワトコ属> 別名 セッコツボク(接骨木)




コメント (2)
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