「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

総人口は増加、日本人は減少

2007-04-19 00:22:55 | 日記
定住外国人を含む総人口は前年比2千人増にもかかわらず、日本人人口は5万1千人減っているという。
日本人の少子高齢化現象の序章である。
政治も行政も知恵を絞って対策をとしているが、現実は甘くない。
層の厚い高齢者が亡くなっていく中で現在の人口を維持していくためには少ない層で子供を増やすしかないからだ。現状1.3程度の出生率を2.1程度にしなければならないというのだから劇的な対策がなければ不可能というものだろう。
本来ならこのようなときこそ積極的な財政出動が求められるわけであるが、国も地方も財政は火の車状態でとてもそんな余裕はない。
そのあせりが柳沢発言として表れたのであろうが、備えを忘れ浪費に明け暮れた政治家が他人事のように言っても説得力はない。
もはや、自国民のみでというのは現実的な対応ではないのかもしれない。
県もまた同じである。もはや、県という枠ににこだわることなく、国の出地方機関を中心とした道州と合併によって自立した市によって行政の効率化を図っていくほうが現実的であろう。