「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

旧静岡市の気風は・・・

2007-04-11 21:24:17 | 日記
「旧静岡市は、全体的に現状肯定的な気風が強いところだと思います。変化をさせることを本心あまり喜ばない、やればやるほど評判が悪くなる。」「私が富士山静岡空港で一番恩恵を被るのは、ここ(旧静岡市)だと思っています。しかし、ここの人たちは、そういう発想をする人は少ないです。」「旧静岡市の気風は、不思議なところです。そうかといって、何もやらなくては文句が出ます。やることについて、何をやったら評価するのかについて、ちょっと嗜好をつかみかねるところがあります。」「同調してほしいと訴えかける方からすると、何となく乗ってこなくて、戸惑いを感じることがあります。浜松の場合は違って、良いか悪いかはっきりしています。」
以上、県知事石川嘉延による定例記者会見での旧静岡市評である。
http://www2.pref.shizuoka.jp/ALL/GAIYO.nsf/WebDateView/3EFDD2ACD9251DCE492572B8003728F9
なぜ、静岡市でなくて旧静岡市かというと、今回の市長選挙と知事自身の前回選挙とも清水市を合併した後の現静岡市と旧静岡市の選挙結果が相違し、旧静岡市は三島市とともに石川県政にノーという選挙判断をしたことによる。
いまここでどちらが正しいかを論じても水鰍ッ論であって、結果は2年後の開港ではっきりするが、黒字どころか税金投入の可能性が濃厚になっている現在においてもこの自身というのは違った意味で逸材である。これも彼独特の価値観から来ているのだろう。
以下、昨年の会見の石川語録。
「国債、地方債は借金だけれども、持ってる人は国民、県民だから、トータルプラスマイナスゼロなのです。これを経済学はきちんと説明してもらいたいのだけども、このメカニズムを、よその国から地方公共団体や国が借りていれば別ですが、それは払うお金を全部よそへ持っていってしまうのだから、そうではなくて国内で払うのだから左のャPットから右のャPット、右のャPットから左のャPットに移すだけの話です。国富という考えで言えば、変わりはないです。」(2006.3.14)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/gaiyo.nsf/WebDateView/9D061E2FAFF075D3492571310048548B
要するに県民のャPットから県のャPットに移しても国富という考えで言えば問題なし。何で非難されるのか分らないということだ。これぞ本県の富国有徳。まさに北の将軍様に近い全体主義志向。一刻も早い道州制移行が独裁政権崩壊と県民開放への唯一の望みだ。