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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

「街中華」の宝庫・西荻窪で餃子を

2016年12月29日 | 餃子
最近、「街中華」、あるいは「町中華」という単語を、雑誌や書籍で見かけるようになった。
定義としては、高級店やチェーン店ではなく、昔から街に存在する中華食堂のことを指すようだ。
私の好きな、愛想のいい(悪い場合もあり)おじちゃんおばちゃんが営む、
ちょっと汚いけど、安くてウマくて居心地の良いお店も、当てはまるだろう。
私が「街中華」という言葉を最初に意識したのが、鈴木隆祐さんという方の著書「愛しの街場中華」だ。


鈴木さんは、教育関係が専門の作家だが、自身の趣味である、食べ歩きの著書も抜群に面白く、
「愛しの~」と、その前に発表した、書き下ろし本「東京B級グルメ放浪記」は、
あまりマスコミが取り上げない、東京23区以外の隠れた名店を多数フォローしており、
この2冊は、B級グルメ愛好家ならば、必ず読むべき良書だと思っている。
 
そんな「街の中華屋さん」は、拙ブログでも以前触れたように、現在は減少傾向にある。
ところが、都内・杉並区の西荻窪駅周辺は、いい雰囲気の中華屋さんが、意外と残っているのだ。
他の地域と比較すると、中華だけでなく居酒屋などのチェーン店も少なく、
個人経営のお店が頑張っているエリアのようだ。

そんな西荻窪駅界隈で、私が入ったことのあるいくつかのお店から、
餃子だけを抜き出して紹介する。個人的に、中華屋さんでは必ず餃子を頼むので

まずは駅北口から徒歩約2分の『コタン』


本来はラーメン専門店だが、餃子やチャーシューをツマミに、一杯やってるお客も多い。
餃子のアンはほとんど野菜で、ちょっとしょっぱいタイプ。醤油少な目で食べたい。
ラーメンも、かなり昔に流行った系統の味だけど、最近の濃厚タイプに飽きている人にはオススメ。
営業時間は不明だが、深夜0時まではやってるらしい。

続いて、駅北口から左の通りを徒歩2~3分の『彩虹』


定食がメインのようだが、酒類やおつまみメニューも豊富で、飲み客は歓迎しているはず。
餃子はニンニクがふわっと香る、丁度いい焼き加減。青島ビールで流し込みたい。
ネットでは22時までとの情報が多いが、前回女将さんにたずねたら、「深夜0時くらいまでやってる」と教えてくれた。
コタンもこちらも、漫画などの読み物が多く設置してあり、長居できるのもありがたい

今度は南口から徒歩7分くらいの『ちんとう』


大陸風の店名だが、いわゆる日本式中華が主力で、チャーハンと餃子が二大名物らしい。
高齢のおばちゃんが作る餃子は、見た目通りの正統派タイプ。
一緒に頼んだ水餃子も、皮がモチモチしていて美味しかった。


こちらのお店は、だいたい22時前には閉店しているようだ。

最後は、駅北口の大きな通りを徒歩で2~3分、
某雑誌で「日本一」と称えられた、かつ丼が有名な『坂本屋』
いつも行列が出来ているが、先日、珍しく並び客がいなかった(店内は満員だったが)ので、初訪問。
この日もお客の9割がかつ丼を頼んでいたが、私はあえて餃子とビール。


野菜多めで家庭的だけど、やっぱりプロの技を感じられる味。
かつ丼だけでなく、餃子もしっかり作っているようで。
繁盛店だけど、接客も丁寧で居心地はいいが…並んで待ってる客がいるので、長居はし辛いかな。
店じまいはけっこう早目で、いつも21時には閉まってる。

他にも、夕方には閉まるけど、行列とタンメンで有名な『はつね』など、
西荻窪駅周辺に、中華・ラーメンの名店が、まだまだたくさんある。
機会があれば、他のお店や上記4店舗の詳細なども、改めてつづってみたい。
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