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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

住宅街の中にある餃子屋さん 恋ヶ窪『餃子屋さん』

2021年10月06日 | 餃子
ちょっと前に、「持ち帰り専門の餃子屋さんに行く途中、『きっちんコバヤシ』さんを発見した」と記した。
今回紹介するのは、その餃子屋さん。ブログタイトルでおわかりだろうが、店名も『餃子屋さん』である。
きっちんコバヤシを出て、まっすぐ南下。玉川上水を渡り、住宅街をうねうねと歩いていく。
日が沈むのが早まり、すっかり薄暗くなった中、舗装されていない私道のような歩道の先に、灯りを発見。


どうやらここが…


お目当ての『餃子屋さん』だ!


店頭のメニュー看板の隣には、「心をこめて手作りしてます」のキャッチコピーも。


メニュー表の撮影を忘れたので、後日撮りなおした。下記画像だけ明るいのはそのためである。


「柚子餃子」と「蕗のとう餃子」は季節限定メニュー。他の商品も、時間帯によっては品切れになることも。
店頭の受け渡し口には呼び鈴もあったが、奥に人がいるのが見えたので、呼んでみたところ、
「はいはーい」と女性が出てきた。この方が、店主の住田さんであろう。
お店のHPによると、店主はホテルのレストランや、ラーメン・餃子専門店での勤務経験があるとのこと。
その後は研究・改良を重ね、国産食材のみを使った無添加の餃子を完成させ、自宅を改装した持ち帰り専門店を開業。
住宅街の中にある自宅兼店舗ゆえ、素人の方が始めた店、という印象を与えるかもしれないが、
店主は接客も調理も、経験豊富なプロであり、愛想がいいのも当然ながら、餃子自体も絶品であった。

初回は、基本の「餃子」330円と、「しそ餃子」360円、「水餃子」420円を、冷凍したものを購入。


こちらの餃子は、常温だとコラーゲンが溶け出してしまい、品質が落ちてしまうため、生餃子は扱っていないとのこと。
すぐに帰宅して冷凍庫に入れ、深夜に、缶ビールのお供として楽しむことにした。
どの餃子か判別できるよう、しそ餃子には「しそ」と書かれたシールが貼られており、


冷凍餃子の焼き方は、同封されたお店のパンフレットに記載してあり、


水餃子にもちゃんと、作り方の説明書が付いている。こういう気配りがありがたいよね。


この日は、一番調理時間が短そうな水餃子を食べることに。


1人前10個、茹で上がったらお皿に並べる。美しくない盛り付けだが、食べるのは自分なので許してくれ。


最初は何もつけず、2個目からは生姜醤油を使用した。ひと口食べると、中身のアンからジュワっと旨味がしたたる。
コラーゲンというか、スープが練り込んであるようで、なぜか甲殻類の風味も感じた。
むっちりとした皮の歯触りもよく、10個の餃子を一瞬でたいらげてしまった。
※現在HPでは、「水餃子」は8個430円と記載されている

翌日、「餃子」と「しそ餃子」を焼いてみた。こちらがベーシックの餃子。


中身はこんなかんじ。たくさんのヒダで丁寧に包んであったので、開封するのが申しわけなく感じた。


水餃子同様、肉汁したたるアンで、最近食べた新規の餃子では、一番ウマいね。
しそ餃子も、皮や基本のアンは同じだと思うが、皮から透けて見えるグリーンが美しい。


旨味の強いアンと、爽やかな紫蘇の風味がマッチしている。


期待以上のおいしさだったので、他の種類も試してみたくなり、数日後に再訪。


JR西国分寺駅から歩いてみたが、最寄り駅は西武線の恋ヶ窪のようだ。
この日は水餃子以外の5種を冷凍で、さらに店主が焼いたのを食べてみたかったので、普通の餃子を焼きで注文。
なお、「焼き」の注文は2人前からで、電話での予約がオススメとのこと。
「12分ほどお時間いただきますよ」と告げられたので、その間に近くのコンビニへ行き、缶ビールを購入。
約10分後、店に戻ったらすでに用意されており、冷凍餃子は専用の保冷バッグに入れてくれた。


このバッグは、今後の買い物にも、ありがたく使用させていただく。

お店の斜め前くらいの位置に小さな公園があるが、あまりに狭く、薄汚い男(私)がいると、他の方が利用できない。
なので、二番目に近い「上水本町地域センター公園」で、焼き立て餃子を食べることにした。
こちらは面積も広いし、ちゃんとテーブル席もある。


平日の昼14時台ゆえ、他に利用者はおらず、私を見ているのはポニーちゃん遊具(※正式名称不明)のみ。


遠慮なくテーブル席を占拠し、缶ビールと餃子を楽しませてもらう。


予想どおり、綺麗で均一な焼き色である。やっぱりプロは違うね。
2人前は10個だが、「1個オマケしておきましたよ」とのこと。ありがとうございます。

ハシも小皿も用意してこなかったので、お行儀悪く手づかみで食べさせていただいた。
真っ昼間から公園で飲酒している時点で、お行儀もクソもないけどさ。
焼き立ての餃子屋さんの餃子、最初のひと口は…「熱い!」。まあ当然である。
ビールで口内を冷まし、再度かじると…おおっ、やはりウマい!
野菜と肉がバランスよく混ざり、鶏ガラ、手羽、もみじなどを煮出した(HPの情報)スープを加えたアンを、
皮で丁寧に包み、それを抜群の焼き具合で仕上げる。そんな餃子、ウマいに決まってるよな。
缶ビールがすぐに空いたし、たまに通りかかる近隣住民の視線が冷たいので、残りは帰宅してから食べることに。
時間がたつと、皮の食感が悪くなるため、レンジで温めても美味しさは復活しない。
どこの餃子にも当てはまるが、特に餃子屋さんの餃子は、焼き立てに限る

ここからは、後日焼いた他の餃子を一挙に紹介。
これは「エビ餃子」と「ホタテ餃子」、どちらも1人前5個で400円。オレンジ色が透けている上の方がエビだ。


エビ餃子の中身はこのとおり。ジューシーな具材とぷりぷりのエビがよく合う。


ホタテ餃子は、細かく刻まれたものがたくさん入っていた。


こちらは別の日に焼いた「あさり餃子」360円。


当然のようにあさりが入っているのだが、アンとの比較ではやや印象が薄い。


これからの季節は、水餃子をお鍋に入れてもおいしいだろうし、餃子パーティもやりたい。
季節メニューの柚子や蕗のとうの餃子、いつも売り切れている「春巻」もまだ食べていない。
専用バッグもいただいたし、「餃子屋さん餃子」は、今後も利用する機会が多そうだ。

そういえばHPには、「孫たちも応援してくれています!!」のセリフと、かわいいお孫さんたちが掲載されていた。


餃子も好きだが、実は小さなお子さんも大好き(なんかアブない…?)な私には、たまらない画像である。
私もお孫さんたちと一緒に、『餃子屋さん』を応援していこうと思っている。



餃子屋さん
東京都小平市上水本町3-8-13
西武線恋ヶ窪駅から推定徒歩8分、JR新小平駅からは約18分、西国分寺駅からは約25分
営業時間 11時~19時
定休日 月、木、その他不定休
※お店の名前、正しくは『住田さんの餃子屋さん』かも
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2 コメント

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Unknown (hobohobo)
2021-10-12 08:27:18
やっぱりおいしそうですね。どれも。
たしかに上水本町地域センター公園でそのまま食べるのがいちばんおいしくいただく方法かも… と思ってましたが、あそこけっこう子どもが多いんですよね^^;
イートインとか何か方法はないのかな… と。
焼きたてを食べるのが難しいというのはもったいないですよね。
返信する
Unknown (日が沈む~(略))
2021-10-15 22:11:13
hobohobo様、
コメントありがとうございます。
あと、いいお店を教えていただき感謝いたします。
いろいろ食べましたけど、普通の餃子が一番気に入りました。

私が食べたときは、たまたま人がいませんでしたが、
あの公園はやはり、普段はお子さんが多いのですか。
確かに、イートインがあれば、助かるんですけどね。
返信する

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