明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

新宿御苑前の「新.東京うどん」『切麦や 甚六』

2023年06月23日 | そば、うどん
年に数度、母校野球部の試合を観戦するため、神宮球場へ足を運んでいる。
通算では百回以上入場しているが、球場近辺の飲食店は混むし詳しくないしで、滅多に利用せず、
試合後の食事&祝杯は、JR千駄ヶ谷駅から中央線沿線の別エリアに移動することが多い。 ※祝杯ではない場合もあり
代々木や新宿くらいなら、徒歩で移動することもあるが、意外な穴場が新宿御苑前駅界隈
球場からは徒歩25分くらいで、秋大会の時期は問題ないが、クソ暑い夏大会は、死なないよう慎重に歩いている。

このエリアは、なぜかうどんの名店が多く、野球のない日に、わざわざ食べに行ったこともあった。
中でもオススメなのが、今回紹介する『切麦や 甚六』
店の外観は、正直客を選ぶというか、私のような薄汚い男を寄せ付けないオーラがある。


上記画像をアップにすると、白いノレンの右端に「甚六」の文字が刻まれている。


屋号の切麦とはうどんの古称であり、現代でも冷やしたもの=冷や麦として名を残している。
お店HPによると、日本全国の厳選した素材を一杯のどんぶりに集約した「新.東京うどん」を目指しております。とのこと。
今回タイトルにも引用した、その新ドット東京うどんを目当てに、恐る恐る入店したところ、
外観同様、モダンでトレンディ(←書いてて恥ずかしい)な内装だったため、個人的にはやや居心地悪し。

間接照明が灯されたカウンター席に案内されたが、接客は可もなく不可もなく、といった印象。
まずは蕎麦前ならぬうどん前として、「瓶ビール」650円を注文。
価格はHPを参照した(以下同)が、食べログによると、現在はもう少し値上げしている模様。
ビールは「サッポロ黒ラベル」と「キリン一番搾り」が選べ、私はキリンを選択。無料お通しとして、揚げたうどんも付いてきた。


おつまみとして、かしわと玉子の「親子天」400円+「キス天」200円に、


うどんトッピングの「塩鶏(大山地鶏)」をオーダー。


お店の方針として、うどんの「打ちたて」「切りたて」、天ぷらの「揚げたて」を掲げており、
揚げ立ての天ぷらは、玉子ちゃんは半熟で、鶏はほどよい味付け、塩鶏は塩分控えめで、さっぱりとした味わい。
アルコール類は、日本酒や焼酎は揃っているようだが、私の好きなウーロンハイなどはないので、
早くもシメのお食事を注文することに。なんか、すぐ近くの客が店員と揉めててうるさいし。
注文したのは、お店イチ推しの商品だと思われる、「ぶっかけうどん」650円。
数分後には、打ち立て・切り立てで、綺麗に盛られたうどんがやって来た。


麺だけアップ。中央には薬味のネギと鰹節に、ジュレ状になった出汁も乗っている。


ぶっかけにだけ付くジュレは、他のうどん店では見かけない、面白いアイディアである。
残ったおつまみたちも仲間入りさせ、付属のツユをぶっかけ、いよいようどんを啜っていく。


ツユをかけたあとなので、ジュレ出汁の風味はあまりしなかったのは残念が、
うどんは讃岐よりも硬くなく、のど越しがいいため、スルスルと胃に収まっていき、あっという間に食べ終えた。
お会計をお願いしようとレジに立ったが、さっき書いた、客と店員の揉め事はまだ続いている。
どうも「会計を間違ったのに謝罪がなかった」のが原因のようだが、さすがに客がしつこすぎる(苦笑)。
外観から受けた第一印象に反し、料理はそんなに高くもなく、接客もお高く留まっておらず普通だったので、
これなら庶民の私でもまた来られそうだ、と再訪を決意して退散。

初訪問の直後にコロナ禍となり、神宮球場に行く機会がなく、新宿御苑前もご無沙汰してしまった。
昨夏にようやく、うどんに詳しい友人と一緒に、甚六さんに2度目の訪問を果たした。
前回同様、うどんを食べる前に瓶ビールとおつまみを注文。
その前に、こちらのメニューを紹介したいが、レギュラーメニューはさっきのHPで確認できるので、
当日撮影した日替わりメニュー、《お薦めの一品料理》を以下で掲載。まずは表面。


こちらは裏面。繰り返すが撮影したのは昨年なので、現在では料理は同じでも価格は異なるかも。


つまみメニューも豊富なので、我々のような飲み客も多いようだ。
この日注文したのは、大山地鶏の「かしわ天」350円と「キス天W」350円、


前回私が食べた鶏塩に合鴨も合わせた、その名も「鶏塩&合鴨」700円。


これは、友人が頼んだのでよく覚えていないが、左側は日替わりの「大山地鶏の鶏皮ポン酢」450円で、


ゲソ天みたいな右側は…「イイダコの唐揚げ」650円かなあ?
どの料理も、さほど個性はないが、「ちゃんと調理してる」のがわかるテイストであった。
個性的といえば、下記の「うにクリームコロッケ」550円。現在ではレギュラーメニューになっており、表記はHPどおり。


中身の写真も撮ったのだが、先日の『トヨチカ』のエビマヨと同様に画像を消してしまい、
デジカメから復元を試みたものの、取り込むのは有料になるので、またまたスクショ画像を掲載。


肝心の味は、私はうにが苦手なので「カニコロッケの方がいい」であった。ゴメン。
友人は日本酒も飲み、互いに酩酊してきたところでシメのうどんをオーダー。
友人は「かけうどん」の冷や、いわゆるひやかけで、


私は温かいかけうどん。料金はどちらも650円。


出汁はいりこベースのようだが、うどんのコシはそれほど強くないので、関西風のうどんみたい。
ぶっかけのジュレのような、「新.東京うどん」を思わせる要素はなかったが、美味しかったことは間違いない。
会計後、友人とはさらに近所のうどん店をハシゴ。他のお店については、また改めて。

その後はまたご無沙汰してしまったので、つい先日、ひとりで甚六さんに3度目の訪問。
HPによると、ミシュランガイド東京2023にビブグルマンとして掲載されたそうで、以前よりも客が増え、
土日祝日のランチタイムは、整理券を配布しているらしい。面倒でイヤだな、そういうの。
私が訪問したのは平日夜だったが、やっぱり夜も行列ができている!
並んでいるのは8人ほどだったので、私も最後尾で並んでみたのだが、店内も満席で、大半の客にうどんが出ていない。
これは相当待ちそうだと思い、列から離脱。一応、行列の画像を撮影したら、激しくブレてしまった。


判別不可のひどい写真だが、並んでいる方々のプライバシーは守られたのでヨシとしよう。
せっかく新宿に来たので、その後は某店で、最近凝っているハヤシライスを食べた…この頃つづく。
※つづきはこちら

「釜たまうどん」など未食の商品もあるので、甚六さんにもまた行くつもりである。
平日のランチタイムなら空いてそうなので、母校野球部が今夏、神宮球場で試合をした帰りにでも寄りたいね。
ただ、西東京大会のベスト8に進出しないと、神宮球場では試合ができない。
今年の母校は、初戦からいきなり強敵と当たったので、ベスト8まで行けるかは怪しい(嘆)…この項もつづく。
※高校野球のつづきはこちら



切麦や 甚六
東京都新宿区新宿1-17-1
地下鉄新宿御苑前駅2番出口から徒歩1分ちょい、JR新宿駅からは徒歩約18分
営業時間 11時半~16時、17時~23時半
定休日 年末年始
※支店の西新宿成子店は、東京都新宿区西新宿8-11-1-B1
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新体制で臨んだ、春の都大会... | トップ | 元気が湧いてくるもつ煮の店... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

そば、うどん」カテゴリの最新記事