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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

飯田橋駅近くのラーメン店でランチを食す

2018年06月09日 | ラーメン、つけ麺など
以前もちょっと触れたが、近頃の私は、都内で日雇いの仕事をしている。
働くのは大嫌いだが、お金は大好きなのでやむを得ない。
最近では、仕事をたずねられれば、下記の星飛雄馬のように答えるようにしている。
 (C)梶原一騎/川崎のぼる 講談社
※現在では不適切とされる表現ですが、作品のオリジナリティーを尊重し発表時のまま掲載いたします

「人夫」はパソコンで変換できないように、今は使っちゃいけない言葉らしいので、とりあえず注釈を入れておいた。
もっとも、本当に規制すべきなのは言葉ではなく、個々の人間が抱く、差別的な感情そのものだと思うんだけどね。
そんな私自身も、常日頃から「食べロガー」を見下していることは反省すべきだな。まあしないけど。
硬いハナシはさておき、本題に入ろう。

最近は、飯田橋界隈で労働に励むことが多く、この辺で食事をする機会も増えた。
このエリアは、大学がいくつかあるにもかかわらず、ビジネスマン向けの飲食店が多数を占め、
学生向けの安い食堂はそれほど多くない。なので貧乏な私は、ついついラーメン屋を利用しがちである。
今回は、そんなラーメン屋さんの中から、JR飯田橋駅から徒歩2~3分圏内にある店を紹介する。

まずは、数ヶ月前に紹介した、有名店の『飯田橋大勝軒』

※写真は「つけ麺」730円

そして、その隣にあるのが、これまた有名店の『青葉』
今ではだいぶ支店が増えたが、中野にしかなかった約20年前の日曜には、98人も並んだことがあった。
「こいつらヒマだなあ…」とあきれつつ、行列の最後尾までちゃんと数えたから間違いない(←お前もヒマじゃねえか)。
最近入店してなかったので知らなかったが、ここ飯田橋店には、数量限定の「太麺」があるではないか。
せっかくなので「特製つけめん」950円を太麺で注文。混んでいたし、通常より茹で時間も長いため、提供は約20分後。


太麺というより、幅広麺という印象。麺をよ~く見ると、つぶつぶがある。小麦粉の外側も使っているのかな。


個人的な印象だが…なんだか発疹みたいで、見た目はよろしくないね
しかし、いざ食べてみると、きしめんのような歯ざわりが面白く、つけ汁との絡みもよくて、意外と気に入った。
訪問は久々だったが、さすがは青葉。いつ食べても美味しい。
近年の中野本店は、オーナーが店に出なくなってから、従業員の質がだいぶ下がったので、
開店当初から、店主が毎日厨房に入り、マジメに働いている飯田橋店が、青葉の中では一番好きだ。

続いては、駅近くの施設内でひっそりと営んでいる、家系ラーメンの『家家家』
「いえーいえーいえ」ではなく、「やーやーや」と読むらしい。
店主はチャゲアスのファンなのだろうか。変なクスリ(?)が入ってたらイヤだな。
いざ入店すると、照明をケチっているのか昼時なのに店内は妙に暗く、責任者らしい調理人からの挨拶もなし。
店名に反し、雰囲気はそんなに明るくないね。まあ、やかましいよりはいいけど。
注文したのは普通の「ラーメン」700円。終日ライス無料らしいので、当然お願いする。
やっぱり日雇い労働者は、ダブル炭水化物が基本だろう。ただし、私はデスクワークなのだが。
こちらがそのラーメンとライス。卓上にはキューちゃんお新香もある。なお、ライスは何度でもお替り可能。


ライスはちょっと柔らかめで、私の好みとは違った。ラーメンの方は、ややしょっぱめで家系としては悪くない。
いずれにしても、飯田橋界隈でラーメンに食べ放題ライスがついて700円とは破格。
この日は見かけなかったが、ハラペコ学生にはニーズがあると思うよ。メシいっぱい喰われて困るだろうけど。

次は、飯田橋駅東口出てすぐの場所にある『舎鈴』(しゃりん)
大行列で有名だった『六厘舎』グループの廉価店舗で、「中華そば」は490円で、「つけめん」が630円だ。
私は「つけめん」の中盛り+100円をオーダー。
ランチタイムゆえ、麺は大量に茹で置きしてあるだろうから、すぐに出てくると思ったのに、
マジメに調理したのか、たまたまタイミングが悪かったのか不明だが、15分くらいかかっての提供。


昼休みの時間が残りわずかだったため、味わう間もなく5分でたいらげるハメに。
店内BGMは三味線だったが、あのベンベンベンベン…という音色が、時間のない焦りに拍車がかかり不快だった。
味自体は、よくある「濃厚魚介豚骨つけ麺」だけど、六厘舎よりは、だいぶ薄味かな。

同じく東口にある『中華そば 高はし』も、毎日行列ができる人気店だ。
四ッ谷の名店『こうや』出身で、大きなワンタンが入る「雲呑麺」980円がウリ。
私もここでは、雲呑麺しか食べたことがない。行列のため待ち時間は長いが、回転が早くすぐに提供される。


たっぷりのネギに大きなチャーシュー、そしてお肉たっぷりのワンタンが5個。
豚骨ベースの熱々でしょっぱいスープも丼一杯に入るため、あわてて食べると口内ヤケドは必至。
しかし、店外ではたくさんの客が待っているため、ゆっくり食べるわけにもいかない。
何より、調理担当の店主と、接客担当のおばちゃん(夫婦なのかは不明)は、終始ピリピリしていて、
店内には独特の緊張感がみなぎっており、とっとと食べてとっとと出よう…という気にさせられる。
要するに、居心地はよろしくないのだが、味はいいので、つい通ってしまうわけだ。
別のこうや系列店では、ゆでワンタンで一杯やるのを恒例としているので、別の機会に改めて紹介したい。

最後に紹介するのは、私の大好きな煮込み…世間一般では「こってりラーメン」と称される商品でおなじみ、
『天下一品』神楽坂店。こちらは、京都総本店の直営ゆえ、マニアの評価も高い。
テンイチでは、ご飯も一緒に食べたいので、神楽坂店限定(?)のミニチャーシュー丼とのセットを選択。
こちらが、その「チャーシュー丼ランチ」844円。


こってり煮込み(ラーメンのことね)はさすがの濃厚さだったが、チャーシュー丼のお粗末さにガッカリ。
具材は、ただでさえショボい、テンイチのチャーシューの切れ端を集めたらしいが、あまりに少なすぎる。
ノリと紅生姜を適当に散りばめた盛り付けも美しくないし、言葉は悪いがまるで残飯のよう。
ところが、こってりスープをかけた途端、魅惑の黄金雑炊に生まれ変わる。


これぞまさにテンイチマジックだ! 見た目はさらに残飯っぽくなったが。

以上、既に紹介した大勝軒を除く5軒を紹介したが、当然ながら昼時はどこも混んでいるので、
得意の昼酒は難しいね。
えっ、飲まずにちゃんと働けって? ハイ、すみません…。
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