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明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

「街の中華屋さん」の鑑 江戸川橋『新雅』

2018年02月20日 | 中華食堂
以前も書いたが、最近の私は、飯田橋界隈を、よくうろついている。
いろんなお店で食事をしたが、常に行列ができているのが、江戸川橋の『新雅』さん。
雅(みやび)という屋号から、高級店かと思う方もいるだろうが、ごく普通の「中華食堂」である。
そもそも、私が高級店なんかに行くわけがない(←カネがなくて入れないだけ)。
店内はL字型のカウンター席があるのみで、席数は10。
だが、ランチタイムは連日、店頭の赤い看板の後ろに、写真の通り10人以上の客が並んでいる。

※遠くからズームで盗撮

行列を形成しているのは、私のような自由人ではなく、近所の務め人らしき方々が大半だが、
昼休みの限られた時間に、キャパ数以上の客が行列を形成しているのに、あきらめず並ぶのがスゴイ。
「よほどウマいんだろうな…」と思いつつ、並ぶのが嫌いな私は、いつも店の前を素通りしていた。
そんな私が初訪問を決意したのは、先月の東京に大雪が降った日。
不謹慎だが、今日はさすがに並ばずに食べられるチャンスだろうと、雪が舞う中お店に駆けつけると、
こんな日でも店内は満席、そして行列が!


とはいえ、さすがに普段よりは並び人が少なかったので、私も行列の最後尾に。
数分後「どうもお待たせしてすみません、どうぞー」と声をかけられ、店内に案内されると、
「いらっしゃいませー」と、明るい挨拶で迎えられた。従業員は先代夫婦に息子さん夫婦の4名体勢。
父さんが麺をゆで餃子を焼き、息子さんが鍋を振り、女性ふたりが接客や調理補助と、チームワークよく働いている。
麺類を欲していたので、いくつかあるラーメンメニューから「五目ソバ」750円をオーダー。
「かーしこまりましたあー」と店員さんたちが一斉に返答し、すぐに調理を始める。
以前紹介した、三鷹の『中華そば みたか』もそうだが、店員が4人いて、4人とも愛想がいい店は珍しい。
特に、こちらのような家族経営の店だと、先代が頑固で不愛想だったり、二代目の息子と不仲なケースもあるのだが、
新雅さんは多忙でもピリピリするどころか、みなさん協力し合い、楽しそうに仕事をしており、見ていて気持ちがいい。
高円寺の某老舗讃岐うどん店(←ほぼ名指し)のように、息子が両親を怒鳴り散らす店なんてウンザリだよな。

お父さんがゆでた麺に、息子さんが炒めた野菜とスープを合わせ、さらに具が盛り付けられて、五目ソバが完成。


おおっ、目、口、鼻、ほっぺと、実に愛くるしいビジュアルだ!
肝心の味も、塩味のスープと細麺が絡み、野菜はシャキシャキ・具材は豊富と、これは素晴らしい五目ソバだ。
すべての食材、中でもほっぺに使われたチャーシューは抜群にウマい。これで750円は安すぎるでしょ。
ウマい、安い、接客もイイ。なるほど、これなら行列ができて当然だ
店員さんたちの「あーりがとうございましたあー」という声を背に受け、気分よく店を出た。

その後降雪は強くなり、新雅付近は、夕方には下の画像のような雪景色になったのだが、


翌日は、早くも除雪され、下記のような風景に。


それでも一部路面は凍結し、気温は低かったため、この日も空いているかなと思い、連日でお店に向かったところ、
寒空の下、7~8人の客が並んでいたので断念(苦笑)。新雅ファンおそるべし!

数日後、長時間行列を覚悟して再訪。25分ほど並んで着席。
隣のサラリーマンふたり組が、「ラーメンふたつに大盛りチャーハンをお皿ふたつに分けて」と注文したので、
私も彼らに相乗りするように、「チャーハン」600円の大盛り+100円をオーダー。
作る側もラクだし、早く提供されるので、混んでいる中華屋さんでは、炒め物は他人と同じものを頼むべし!
『餃子の王将』では、同じ注文が重なると「ナイスオーダー!」と言われることもある。全然嬉しくねえけど。
なお、チャーハンを「お皿ふたつで」と頼むふたり連れの客は他にもいた。気さくに応じるお店の姿勢がいいね。
数分後、まずはスープとお新香が提供され、続いて隣のサラリーマンと私に、大盛りチャーハンがやってきた。


期待以上のイイ盛り具合ではないか! わかりやすいように、ヨコからの写真も紹介。


具材は玉子、ネギ、ナルト、そして先述した絶品チャーシューの角切りがゴロゴロ。
シイタケも入っているそうだが、チャーシューの圧倒的な存在感に隠れたのが、バカ舌の私は気付かず。
こりゃうまいガツガツ、さすがは新雅ガツガツ、スープもイケるズルズルと食べ進め、大盛りだったけどすぐに完食。
あるブログに「新雅の一番人気はニラソバ」とあったが、私が見た限り、チャーハンを頼む客の方が多いね。

後日、その「ニラソバ」750円も食べてみた。


野菜を120グラム以上使用した、肉ニラ炒めと醤油ラーメンの組み合わせだ。
ニラやモヤシなどの炒め野菜が香ばしく、麺やスープとケンカするどころか、相乗効果でさらにウマくなっている。
前回ブログ『啓ちゃん』の木耳玉子麺と同様、美味しい中華屋さんの炒め物+ラーメンは、1+1が4にも5にもなるね。
野菜もたっぷり摂取できる、うれしーヘルシー(?)メニューだったよ。スープ全部飲み干しちゃったけど。
先客で、混雑しているのにビールを飲んでいるヤツも、ツマミ替わりにニラソバを食べていた。
並んでいる客を待たせての飲酒とはけしからんが、ビールが欲しくなるコイツの気持ちもよ~くわかる。

この日も当然、数分並んでの入店で、待ち客もいるので、食べ終わったらとっとと退店。
会計時、お母さんに「いつも混んでますが夜はどうですか?」とたずねたら「18時くらいなら…(空いてる)」とのこと。
「そうですか。ではまた来ます!」と返答し、さっそくその日の18時過ぎに再訪。
お母さんはもちろん、「うわっ本当に来やがった…」と内心で思っていたとしても、顔には出さない。
確かに夜は空席があり、先客は5人ほど。私はとりあえず「餃子」500円とビール大びん600円を注文。
お通しの無料メンマをツマミに飲んでいると、餃子が焼きあがった。


ひと口かじれば、野菜の甘味がジュワっと来る。ここは本当に、何を食べてもハズレがないねえ
ビールをお替わりし、一品料理でも追加しようかなと思ったら、客が次々とやってきて、夜なのにやっぱり満席に。
餃子を食べ終えた頃には、店外で並び始める客もいたので、「長居はできぬ」と涙を呑んでお会計。
ゆっくり飲み食いするには、夜営業が始まる17時に来なくちゃダメかな。

中華だけでなく、個人経営の食堂を愛する私は、店内汚く不愛想で、味がイマイチだったとしても、
黙って受け入れることが多いのだが、そのような店は、他人(特に女性)を連れていけないのがネックだ。
しかし、こちらの新雅さんは、人気店ゆえ並ばなくてはいけないことを除けば、
味、価格、接客、衛生など、すべての面で問題はなく、自信を持って人におススメできる。
まさに街の中華屋さんの鑑だ。
ここより素晴らしい中華食堂は、なかなかないと思うよ。



新雅(しんが)
東京都文京区水道2-11-2
有楽町線江戸川駅から徒歩約3分 JR飯田橋駅から徒歩約17分
営業時間 月~金 11~14時、17~21時 土 11~13時半、17~20時
定休日 日曜祝日
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感動レベルのKTI=木耳玉子炒め 荻窪『啓ちゃん』

2018年02月14日 | 中華食堂
これまでもブログで紹介してきたように、私が一番好きな中華料理は間違いなく「餃子」だ。
二番目は、人生で食べた回数(インスタント含む)だけなら、餃子をはるかに上回る「ラーメン」だろう。
三番目は…ホイコーローや杏仁豆腐も捨てがたいが、「きくらげ玉子炒め」かな。
ふわふわの玉子に、ガッツリ絡みつく豚肉、コリコリとした歯触りのきくらげ。
そこに玉ネギなどの野菜が加わり、甘じょっぱいタレで炒めれば…ウマくならないわけがない。
玉子好き、豚肉好き、濃い味好き、ついでに野菜嫌い(苦笑)の私が大好きなのは当然だが、
クセのない食材を使用しているため、老若男女、嫌いな人はいない料理だと思われる。

きくらげ玉子炒めは、使う食材や調理法について、厳格な定義はなさそうだが、
以前、居酒屋『一休』で出てきたのが、本当にきくらげと玉子だけだったのには驚いた(笑)。


激安価格の居酒屋チェーンだから仕方ないけど、やっぱり肉がないのはさみしいよ。
あと、個人的には、玉ねぎは入れてほしいな。歯応えもあるし甘味も出るしね。
実は私、日本で唯一の「きくらげ玉子炒め評論家」だったりする。どうせ他にいないでしょ。いたらすぐに謝るよ。
玉子かけご飯=TKGに負けじと、きくらげ玉子炒め=KTIを流行らせようと試みたこともある。
結果は…私の周囲で、4人くらいは賛同してくれたかな。その4人も今では使ってないだろうけど。

そんな、KTIの自称評論家であり、熱烈な愛好家でもある私が、最もお気に入りなのが、
荻窪の中華食堂『啓ちゃん』の「木耳玉子」だ! ※券売機での表記は「木耳卵」


たっぷりの玉子と豚肉、きくらげと玉ねぎの歯応え、濃い目の味付け。まさに私が理想とするKTIであった。
初めて訪れたのは、今から5年前。荻窪在住の先輩に、「近所においしいラーメン屋ができた」と聞いてね。
まずはビールと「水ぎょうざ」、それに木耳玉子の単品を頼み、シメに麺類を注文する予定だったが…
KTIがあまりにウマく、アルコールが進みすぎちゃったため、酩酊状態になりシメを断念。
これがその時の写真。おいしそうに見えない理由は、ガラケー撮影のためだ。


申しわけないけど、水餃子の記憶がないんだよね。それだけKTIの印象が強烈だったんだよ。
結構ボリューミーなのに、価格は単品600円とリーズナブル。ご飯とスープが付く定食だと750円だ。
その後も、酒と「ツナマカロニサラダ」(現在は提供していない)とKTI、
酒とKTI、シメに「半ライス」(全然「半」じゃない量だが)、酒と「焼きぎょうざ」にKTI…と、
相変わらず麺類は食べず、酒とKTIの組み合わせばかりを頼み続けた。
なお、酒類はビール小びんとサワー各種が350円、ホッピー、ウイスキー、日本酒などは400円とお手頃価格だ。

最近の啓ちゃんは、雑誌などにもよく掲載されているようだが、そこで紹介されるのもやはり木耳玉子らしい。
その影響なのかはわからないが、先日入店したときは、客の大半が木耳玉子定食を食べていた。
私も当然、いつものようにKTI単品とビール、そして「つまみチャーシュー」を初オーダー。


ネギとタレがかかったチャーシューの下には千切りキャベツ。このひと皿でビール小びんが空いた。
ホッピーセットをお替わりしたところで、愛しのKTIが登場。


おお、以前より片栗のトロみが増したのか、具材の一体感が出て、さらにウマくなった気がする。
しょっちゅう通っていたわけではないし、人見知りゆえ、店員さんたちと話したことがない私も、
雑誌を見てKTIを食べに来たと思われたかな。ずいぶん前から、そのウマさには気づいていたのに。
この日は深酒はせず、食べたことのなかったカレーライス(650円)を半分サイズ(350円)で頼んでみた。


しまった、以前の半ライスと同様、全然ハーフじゃない量が来てしまった。
一般的なカレーライスの3/4くらいはあるね。スープも付いて350円は安いよ。おかげで満腹になってしまったが。
味自体は、意外とスパイスが効いた、辛ウマな逸品。ニンニクも結構入ってるみたいだね。
料理単品は150円引きらしいけど、カレーソースだけ200円で売ってもらえれば、いいツマミになるなあ。

啓ちゃんではこれまで、毎回欠かさずKTIを頼んできたが、せっかく先輩に「うまいラーメン屋」と聞いたのだから、
先日は、初めてKTIを頼まず、麺類を注文してみた。ラーメンは各種そろっているが、450円~とやはり安い。
ただし、頼んだのは写真の「木耳玉子麺」850円である。いつもと同じじゃねえか(笑)。


ウマそうな匂いが漂う丼から、まずはレンゲでスープをひと口、次に麺をすすってみたところ…


うわっ、このKTI麺、最高にウメエ!
互いの味を打ち消し合うどころか、双方の旨味を増幅させており、スープ、麺、具のすべてがウマい。
とりあえず、ラーメンを食べてこんなに感動したのは、本当に久しぶりだ
あまりの感動に、またまた印象が薄れちゃったけど、実は半チャーハンも頼んでいた。


カレーと同様、3/4くらいのサイズで、ラードで炒められたと思われる、パラパラでおいしい炒飯だったけどね。
すべてを食べ終わったあと、あまりに感動した私は、「すごく美味しいです」と、初めて店主に話しかけてしまった。
木耳玉子麺用の特別なスープなのかとたずねたら、「ベースは普通のラーメンと同じ」とのこと。
普通のラーメンとKTIを組み合わせて、こんな絶品料理が生まれるとは…他の店でも試したくなったぞ。

店主の啓ちゃんこと幸田啓さんは、中野の人気中華食堂で修行したのち、自身の地元・荻窪で店を開いたらしい。
その修行先は、失礼ながら態度の悪い店員が多いのだが、幸田さんはいつも穏やかで、真摯な応対をしてくれる。
そもそも、開店当時は20代の若者だったのに、ラーメン店ではなく中華食堂を開業したのが珍しいし、
我々「街の中華屋さんマニア」としては、本当にありがたい。
中華だけでなく、すべての個人食堂にとって、後継者や若い職人の不足は、深刻な問題だからね。
若き店主の決断と、「中華食堂への愛」を応援すべく、私は今後も啓ちゃんに通い続けるし、
皆さんにもぜひ1度、ここの木耳玉子を食べてもらいたい。2度目は当然、木耳玉子麺ね。
あと、できれば「KTI」という略称を流行らせてくれると嬉しいのだが………無理かな?



中華屋 啓ちゃん
東京都杉並区天沼3-31-35
荻窪駅北口から徒歩約5分
営業時間 11時半~23時
定休日 月曜
※隣のビル2Fに、店主が営むバーがある


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安くて美味しくて心温まる中華食堂 花小金井『錦乃』

2017年11月25日 | 中華食堂
前回のブログで最初に指摘した、
「『餃子の王将 国立駅南口店』は、閉店間際には入口ドアを開け、寒風で客を追っ払う」という行為について、
実際に私とその場に居合わせた方から久々に連絡があり、「今ではあんなことしてないですよ」と教えてもらった。
そうか、ヤツらも改心したのか。あるいはバカ店員がすべて駆逐されたのかな。
基本的に、拙ブログにウソはないが、その後状況が変わる場合もあるかもしれないので、
そのような、記載と異なる事実に気付いた際は、ぜひ情報を提供していただきたい。
なお、「オメエの文章つまんねえよバカ」などといった批判は、一切聞き入れないのでやめておけ

もうひとつ、前回のブログ「国立『香来』」では最後に、
「ここと同じく、サービス券配布、餃子割引の日、乳酸菌飲料の3点サービスをやっている中華食堂がある」と記した。
なので今回はそのお店、花小金井の『錦乃』さんを紹介しよう。

お店の場所は駅北口から至近。マンションのような建物の入口に看板があり、中をのぞくと、


上記写真のように、ちょっと怪しげな空間内で目立つ、黄色い看板のある場所が店舗。
以前紹介した、同じく花小金井にある、汁無し麺専門店『メンデザイン』の帰りに発見したのだ。

店内はカウンター数席と、大中のテーブル席が4つ。お店を切り盛りするのは、職人風のおじちゃんと接客担当のお母さん。
とりあえず、「餃子」とビールを注文すると、お母さんが「キリンとアサヒどちらにしますか」と丁寧な口調でたずねてきた。
私が珍しく、おばちゃんじゃなくてお母さんと書いた理由がおわかりだろう。とにかく品のいいご婦人なのだ。
しばらくすると、お母さんがよく冷えたキリンビール大瓶600円と、お通しを持ってきてくれた。


ポテトサラダと、自家製らしい浅漬けのお新香。このふた品でビールを飲んでいると、餃子が焼きあがった。


形も焼き色も綺麗にそろった餃子は、標準サイズ6個で300円とこれまた安い。
中身は野菜多めの懐かしいタイプかと思いきや、ほんのりエビの風味がする
細かくすりおろしたエビか、エビ油を混ぜ込んでいるのかな。安価なのに、なかなか手の込んだ逸品ではないか。
ちょうどビールもなくなったので、ビールと一緒に餃子も、もう一皿お替りしてしまった。
デザートは、「カツカレー」600円にするつもりだったが、50円安い「チキンカツカレー」550円を選択。セコくてすまん。
ちなみに「カレーライス」と「ラーメン」は400円、「チャーハン」と「ソース焼きそば」が500円。どれも30年前の価格だ。
数分後、揚げたてのチキンカツに、福神漬けと生野菜が乗ったカレーが到着。


安いけど、量もたっぷりある。そして…サイドにはオマケもある!


レタスが添えられた冷奴と、乳酸菌飲料「ヨーク」も付いてくるのだ。
あと、冷水と一緒にコップに入っているスプーンも、なんだか懐かしくていいよね。
餃子とビールで少々満腹だったが、スパイシーなカレーとサクサクのカツが美味しくて、ズンズンと食べ進み完食。
もちろん、ヨーク(リンゴ風味だった)もちゃんと飲んだよ。
すっかり満足したところで御会計をお願いしたところ、やはりお通しは無料で、消費税も内税。
さらに、お母さんが「よかったらお持ち帰りください」と、写真の割引券を渡してくれた。


「よかったら」どころか、喜んで持ち帰るよ。「どうもごちそうさまでした」と告げると、
「またいらしてくださいね」というお母さんの声に、厨房のおじちゃんからの「ありあとござんしたー」の声が重なった。
実にイイ店だったので、今後も通うことに決定
なお、50円割引券に「3日・13日・23日使用不可」とあるのは、こちらのお店は、毎月3が付く日は、
餃子が一人前100円になるのだ。太っ腹すぎる!
そもそもこちらのお店を知ったのも、いつだったかの3の付く日に、長い行列を発見したからだったりする。
ドケチの私だが、並ぶのはイヤだし、あの餃子を100円で食べるのは申し訳ないので、いまだ3の日に入店したことはない。

その後は、お店の夏休みなどもあり、なかなか再訪がかなわなかったが、先日久々に晩餐に出かけた。
前回同様、近所の御老人たちの団体が、早い時間から飲みに来ていた。
会話を盗み聞きすると、どうやら皆さん80歳以上らしい。私もその年齢まで、昼酒を楽しめたらいいな。
今回もやはり、餃子とキリンビールを注文。この日のお通しはもつ煮込みだった。


ラーメンスープを使用しているようで、めちゃくちゃウマイ。レギュラーメニューにしてほしいくらいだ。
この日のデザートは「カツ丼」800円にするつもりだったが、壁に貼ってあるメニューに、
「ミニカツ丼とラーメン700円」と、「カツ丼 半ラーメン630円」などの激安セットを発見!
先述のとおりドケチの私は、一番安いカツ丼&半ラーメンを選択した。
出てきたのがこちら。おおっ、今回も冷奴とヨークが付いてくるのか。


ラーメンの丼は普通サイズだったが、中身の麺は半分だった。


薄口の醤油スープ、甘いメンマ、ややパサついたチャーシュー…これぞ昔のラーメンだ。
カツ丼も、薄いカツが4切れほどと、やや少なめ。さすがに、800円のカツ丼より、量や質を下げているのかな。
最後にヨークを飲み干し、ごちそうさまでした。
御会計時、お母さんが例の割引券をくれようとするので、「あっ、持ってるからいいです」と辞退したら、
「お持ちでしたら50円引きますね」とお釣りを50円多く渡してくれて、「お持ちの券も、また使ってください」だって。
ただでさえ安いから使う気はなかったのだが…このままでは永久に50円引きにしてもらえるようだ。
安い、ウマい、各種サービスがあり、お母さんの応対もよく…心温まる国宝級の良店だね。
おじちゃん、お母さん、これからも末永くお店を続けてくださいね。

花小金井駅付近は、いわゆるラーメン専門店はなく(しいていえばメンデザインだが、ここもラーメンは置いてない)、
※追記 メンデザイン、2022年からラーメン始めました
代わりに、麺類だけでなくチャーハンや餃子などの一品料理も提供する、中華食堂が数軒存在する。
錦乃のすぐ近くにも、『しまむら』という名前の中華屋さんがある。
写真は、お通しのかっぱえびせん(笑)と「肉野菜炒め」500円に、「ギョウザ」350円。
  ※クリックで大きくなる

こちらも、内装・外観ともに昭和のレストラン風で、なかなか居心地の良い店だった。
花小金井、街中華ファンならば、一度は訪れるべきでしょ。



錦乃(にしきの)
小平市花小金井1-12-2
西武線花小金井駅北口から徒歩約90秒
営業時間 11時~22時
定休日 金曜

※2025年7月追記 残念ながら、閉店なさったようです
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国立ブランコ通りの人気中華食堂 『香来』

2017年11月22日 | 中華食堂
数年前、夜22時頃、知り合い3名で国立駅南口にある、『餃子の王将』に行ったときのこと。
入口で店員に「23時閉店ですがよろしいですか」「ただいま満席ですので、少々お待ちください」と口早に告げられた。
まあ、軽く一杯やって帰るつもりだから、了承して待っていたものの、全然席が空く気配がない。
見ると、店内のグループ客の大部分は、すでに食べ終わっており、ダラダラと雑談をしているではないか。
なので店員に「早く帰ってもらってよ」と頼んだところ、「あ…イヤ…」と、面倒くさいのか、何もしようとしない。
仕方ないので私が直接、バカそうな男4人グループの席に近づき、「おめえらもう帰れよ」と追っ払い…イヤ、
「どうか席をお譲りください」と丁寧な口調(笑)でお願いし、なんとか着席したのが22時30分くらい。
とりあえず生ビールと餃子3人前を頼んでおき、あとは何を追加するか考えていたところ、ビールが到着。
ジョッキを置き終わった店員は、悪びれもせず「ラストオーダーになりますが」だと。
確かに閉店30分前とはいえ、店内の客を放置し、30分間待たせた客に対して、そのセリフかい。
ムカついたけど、店の規則だから仕方ないので、さらに飲み物やチャーハンなどを追加注文。
約15分後、すべてのオーダーが到着すると、早くも店内BGMを「蛍の光」に替え、
さらに冬のクソ寒い時期なのに、入口ドアを全開にし、店内に冷風を送り込んできやがった!
「遅い時間の新規客はなるべく入れず、客は早く帰らせて、閉店時間までに絶対仕事を終わらせる」
というその営業方針には、怒りを超えて感服すらさせられる。とにかく、こんなに露骨な嫌がらせ、久々にくらったぞ。
こうして、「餃子の王将 国立駅南口店」はめでたく、私が2度行かない店リストに仲間入り。
そんなに早く帰りたいのならば、いっそのこと閉店しちまえばいいのに。

さて、そのクソ王将のすぐ近くに、「ブランコ通り」というオシャレな通路(?)がある。
ご婦人客相手のブティックなどが並ぶ中、昔から営業している『香来(こうらい)』というお店がある。
なんか、店のHP(ここ数年更新してない)では、「国立香来飲茶館」なんて名乗ってるけど、要するに中華食堂だ
2階席は、宴会もできるような、ちょっと高級な内装なのだが、1階席は、カウンターとテーブルのみ。
私のお気に入りはもちろん、気楽な1階のカウンター席だ。

メニューは豊富で、麺類、ご飯類、一品料理と、ひと通りそろっているが、こちらの自慢は、全5種類の焼き餃子。
同じく、餃子がウリの王将が開店した直後は、客足にも影響しただろうが、今では常連を中心に、連日大勢の客で賑わっている。
実際、ここの餃子はとても美味しく、客入りだけでなく、味でも当然、王将に負けていない。
以下で、ここの餃子を紹介していこう。まずは「普通餃子」360円と、「ダッタン餃子」410円。


奥が、オリジナルの普通餃子。ありそうでなかなかないネーミングだね(笑)。「香来餃子」にすればいいのに。
手前の緑色が、血液をサラサラにし血管を強化するルチン成分を多く含む、「ダッタン若菜粉」配合のダッタン餃子。
ダッタン(韃靼)といえば、以前紹介した、池袋の『一秀』にも、「血液サラサラだったんラーメン」というのがあったが、
見ての通り、スープが背脂まみれなので、ルチンの効果が期待できない。


ここの餃子は、油分はさほど多くないけれど、ビールと一緒に流し込むのだから、血液サラサラ効果は疑問だが、
ウマいもん喰ってるときに、健康について考えるのは野暮だわな。
ダッタンは皮に含まれているので、中身のアン自体は、たぶん普通と一緒だろう。
肉と野菜の割合はほぼ半々、ただし、肉自体に独特の旨味と香りがついており、今まで食べたことのない味がする。
味は濃い目で、何も付けなくても大丈夫だが、せっかくだから使ってほしいのが、卓上に置いてある薬味。


特製ニンニクと特製みそ。『天下一品』ラーメンの薬味みたいだね。お持ち帰りでも売っているようだ。
お皿に出してみたのがこちら。左がみそで右がニンニク。餃子に付けて食べたら予想通りウマかった。


あと、さらにおススメなのが、これまた卓上にある、コーライ特製辣油(ラー油)


これまた、やや辛口だけど、普通のラー油にはない旨味と香りがあり、いろんな中華料理に合いそう。
このラー油も、お持ち帰り販売をした方がいいと思う

別の日に、他の餃子もオーダーしてみた。手前が「シソ餃子」410円、奥が「エビ餃子」460円。


シソは、緑色が透けているからわかりやすい。エビの方は、下の写真の通り、やや大き目のエビが入っていた。


あと、写真はないけど、「ニンニク餃子」410円もある。さっきの特製ニンニクを加えると、元気倍増だ。

他のメニューでは、ラーメン630円、チャーハン730円、麻婆豆腐やレバニラ炒めなどの一品料理は780円~。
激安ではなく量もそこそこあるので、ひとりで何品も頼むのは難しいが、ほぼハズレはないはず。
先日は、中華屋さんではあまり見ないメニュー「カレー中華丼」880円を頼んでみた。


豚肉、玉ねぎ、ニンジンとカレーではおなじみの具材に、タケノコと絹サヤを加え、最後にSBカレーの粉を加えていた。
食べてみると、カレーの風味が前面に出ているし、白菜や魚介類が入ってないけど、確かに中華丼だ。
片栗が入っているので、いつまでも熱々なのがうれしいね。油断して、最後のひと口で口内ヤケドしちゃった。
ご飯類は、200円引きでミニサイズにできるので、シメにいいかも。ミニといっても結構量はあった気がするが。

そういえば、ここまで接客に触れてないけど、私が訪問したときの働いているメンツは、だいたい3名。
1.働き者で愛想のいいホール担当の若者 2.厨房で鍋を振るう職人 3.厨房奥でニラミを効かすボス的存在
年齢や振る舞いからも、3のボスが店主なのかな。愛想は悪いけど、入店時には真っ先にあいさつしてくれる。
一応、いらっしゃいませーの「せー」と言ってるのだろうが、長年の労働で進化を遂げ(?)、「でー」や「げー」とも聞こえる。
文字表現で一番近いのは「れ゛ー」かな? みなさんもぜひ一度、お店で聞いてみては。

そういえば、先日の御会計時、初めて写真のサービス券をもらった。


割引額は50円とはいえ、気持ちがありがたいよ。
こちらは、毎月5の付く日は普通餃子が100円引き、かつては7の付く日に乳酸菌飲料(ヤクルトか?)のサービスもしていた。
サービス券の配布、餃子割引の日、乳酸菌飲料。実は私、この3点サービスをやっている中華食堂を、もう1軒知っている。
そちらのお店については、次回紹介することにしよう。
最後にひと言。ガンバレ街中華! チェーン店に負けるな!! 



香来
東京都国立市中1-9-35
国立駅南口から徒歩約2分
営業時間 11時~23時(2階席は14時~17時休憩、22時閉店) 
定休日 なし
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オール300円中華 江古田『龍厨房』

2017年06月05日 | 中華食堂
私が愛してやまない、おじちゃんおばちゃんが営む、老舗の中華食堂、
最近では「日式中華」とも呼ばれるお店は、年々減少傾向にあるようだが、
その反面、中国人が開いた日本人向け中華食堂は、着々と勢力を広げているように感じられる。
それらの食堂は、経営者だけでなく従業員も、大陸出身の方々で占められているため、
接客面や衛生面に、やや難があるケースも見受けられるが、
料理の種類は多く、味も悪くなく、値段も手ごろだったりするので、つい利用してしまうこともある。
冒頭で述べた、街の中華屋さんには、浮気して済まない、と思っている。
だけど、心まで奪われたわけじゃないから、許して欲しいわ

オカマのような、気持ち悪い口調はさておき、私がよく浮気してしまう中華屋さんが、
タイトルにもある、全品300円の中華居酒屋、江古田の『龍厨房』さんだ。
似たような業態の300円中華屋は、神田駅近くの『だんだん』の他、東小金井や立川にもあったのだが、
東小金井の店はすぐになくなり、立川の店は350円に値上げした。安価を維持するのは大変なのだろう。
神田のだんだんも良店だが、こちら龍厨房が素晴らしいのは、とにかく品数が多いこと。
料理だけで100種類以上。もちろん、作り置きではなく、出来立てアツアツだ。

最初に訪れたのは3年ほど前。江古田に引っ越したばかりの後輩が、
「ドケチな正田さんにピッタリの店を見つけましたよ」と、憎たらしいメールを送ってきたので、
さっそく江古田に乗り込み、「ドケチって言うな!」とその後輩をひっぱたきつつ、店へ案内させた。
すると、大部分の料理が本当に300円で、料理の味も量もまともだったことに驚いた。
調子に乗って飲み喰いしたため、会計時には気持ち悪くなってしまった。反省。

その後も、例の後輩や知人たちと何度か訪問し、いろいろ食べてみたが、
いかにも業務用冷凍食品っぽいカニクリームコロッケを除けば、ほぼハズレはなし。
そもそも、中華屋でカニコロを頼む方がおかしいよな。
これまで、なぜか写真は撮ってこなかったので、先日初めて、撮影をしてきた。

まずはメニュー。300円の文字がデカいね。


記載の通り、ここは席料代わりのお通しが出てきて、それが300円。しかもすべて外税である。
なので、300円だけしか持たずに、メシを喰おうとするのはダメだ

続いて、食事メニューの一部を掲載。
  

写真がヘタクソで申しわけない。
とにかく、餃子も春巻きもニラレバー炒めも酢豚もホイコーローも八宝菜もエビのチリソース炒めも、
ここの写真には載ってないが、豚バラチャーハンも五目あんかけ焼きそばも白粥も枝豆も冷奴も生ビールもウーロンハイも、

すべて300円なのである
例外なのはドリンクの一部、びんビールや年代ものの紹興酒などが、確か400円くらい。
ソフトドリンクもしっかり300円取る。「取る」って書き方は失礼か。
あと、確かフカヒレ料理なども別料金だったはずだが、フカヒレは、もっとちゃんとした店で食べた方がいいと思う。

ここからは、先日私が注文した料理を掲載。
まずは、大好きなキクラゲ玉子炒め、こちらの表記では「豚肉と木耳、玉子炒め」を。
ちなみに、さっき挙げた料理などの商品名も、すべてこの店の表記に沿ってるからね。


300円の割に量は多く、ニンジンや小松菜など、彩り野菜もちゃんと入ってるのがニクい。
続いて、これまた大好きな「鶏肉とカシュナッツ炒め」。


さっきのキクラゲ玉子炒めとよく似た味付けだが、こちらの方が、やや酸味がある。
あ、酸味と言っても、少し酢が混ざってる(たぶん)からで、食あたりするような危険なタイプじゃないよ。

シメは、ここに来るとほぼ必ず頼む「坦々麺」。漢字は担の方が正しいって聞いたけど、実際どうなのかな?


盛り付けも美しくなく、丼の一部が欠けていたりするけど、この坦々麺が、意外とイケる!
辛くもなく、くどくもなく、シメにちょうどいい味付け。300円とは思えないクオリティだ。
あとは、ネットからかっぱらってきた、「マーボー豆腐」と「エビマヨ」の写真も載せておく。
(C)龍厨房

クリックすると大きくなるよ。

店内はかなり広く、学生街の割には、騒ぐような若者客は少ない。
個室風に仕切られた4人席や、団体用のテーブル席も用意されているので、意外と落ち着いて飲める。
むしろ、一人客用のカウンター席は少ないので、大人数での入店をおススメしておく。

最後に、この店の入口付近に貼ってあった掲示物も紹介しておこう。


いかにも「美味しんぼ」の許可はもらってなさそうなイラストに、狂った改行のキャッチコピー。
海原雄山先生は、ここのような化学調味料ガッチリ使用のお店には、絶対来ないと思うのだが。
無論、私のような味オンチかつ安ウマ食堂マニアは、今後も通うつもりだ。


龍厨房 
東京都練馬区旭丘1-75-12 地下1F
西武線江古田駅から徒歩約2分 店のすぐ前にバス停「江古田駅」も
営業時間 17時~翌5時 4時ラストオーダー
年中無休
※すぐ近くに支店がある
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怪しくも美味しい中華食堂 桜木町『三陽』

2017年04月18日 | 中華食堂
横浜の野毛という街に、『三陽』という怪しい中華食堂がある。
どれくらい怪しいかと言えば、まずは店頭の看板を見てもらえれば。


商品名も、キャッチコピーも、下の謎の毛沢東語録(絶対、本人は語ってない)も、いかがわしさ満点である。
ちなみに、右端に写り込んでいるおっちゃんが、こちらの店主だ。

勇気をふり絞って入店したところ、店内にはカウンター席とテーブル席があり、床は予想通りベタベタしてる。
そして、平日夕方5時にもかかわらず、早くも出来上がっている客が多数存在
こういうの、苦手な人もいるだろうね。

従業員はほぼ全員、大陸系の方で、客の前で私語を交わし、喫煙し、つまみ食いをする、フリーダムな勤務態度。
私は、洗い場の真ん前のカウンター席に案内されたのだが、まかないを喰い終わった店員が次々と、
「ガラガラガラ…ペッ」とうがいをしにくるのには参った。
こういうの、苦手な人もいるだろうね。

これが私が座ったカウンター席。飲料水が出る蛇口が、各席に設置されているのはありがたい。


ピンクの水筒とカルピスは、ホール担当のお姉さんたちのもの。私が着席したあとでも、そのまま置きっぱなし(笑)。
あと、ちょっと変わっているのが、カウンター下にタオルが吊るしてあること。


これで手を拭いていいのかな? どうせ営業中は取り替えないだろうし、汚いオッサンが使ったあとはイヤだな。
こういうの、苦手な人もいるだろうね。

ただ、私がここに来た目的は料理であり、衛生や接客でないので、うがい以外は気にならなかった。
ここからは、私が注文した素晴らしい料理について、順に紹介していこう。
まずはホッピーと、こちらの名物「バクダン」を。


揚げたニンニクに甘辛い味噌ダレを絡めたもので、オードブル(?)に最適。
そういえば、箸の柄がカラフルで微笑ましかったな。
続いて、お店の一番人気で毛沢東もビックリの「餃子」が焼きあがった。


一人前6個で400円。意外とキレイな形状と焼き色だ。中身の具はこんなかんじ。


ほとんど野菜だが、実はニンニクがかなり練り込んであり、めちゃくちゃウマイ!
中国の餃子には入らないそうだが、餃子はニンニクを使った方が私は好みだな。
このあと、水餃子も頼んでみたが、やっぱりニンニクがガッチリ効いている。


どちらもウマかったが、個人的には焼き餃子の方が気に入った。

せっかくなので、こちらのお店独自のドリンクも頼んでみることに。


「ベイスターズサワー」のような横浜らしいものや、「テポドンサワー」というけしからん商品までいろいろあるが、
私は焼酎のラムネ割りが好きなので、上から2番目の「おっぱいサワー」を選択。名前の由来は不明。
ホールの女性店員を呼び、口に出すのは恥ずかしいので、「これを…」と、メニューの文字を指さしたところ、
「オッパイ? オッパイサワー? オッパイサワーネ!?」と、3回も繰り返される恥辱プレイ
おっぱい…イヤ、焼酎のラムネ割りは、予想以上に甘ったるかった。

酒と餃子とニンニクで、ずいぶん腹イッパイになったが、やはりシメも食べたいと思い、
これまた名物の、楊貴妃も腰抜かすギャルのアイドル「チンチンラーメン」を追加注文。
書いてる今も恥ずかしいのだが、ホールの姉ちゃんは例の調子で、
「カウンターサン、チンチンラーメンイッチョウネー!」と、恥じらうことなく、店中に響き渡る大声でオーダーを通す。
ある意味、これぞプロの仕事かも

しばらくして、チンチンラーメンが完成。ホール姉ちゃんが、丼と一緒にコショウを置いていった。


たっぷりのニラに、玉ねぎ人参、少々の豚肉が入った塩ラーメンといった様相だが、
スープにはまたまたニンニクが溶けこんでいる! う~む…これは元気になりそうだ(←ナニが?)
姉ちゃんのおススメ(?)に従い、途中でコショウを振りかけ、満腹だったにもかかわらず、スープ以外は完食。
「楊貴妃も腰抜かす」かはさておき、チンチンラーメンは意外と美味しかった。
ただ、ネーミングやニンニク風味といったことまで含めると、こういうの、苦手な人もいるだろうね。

会計時、ホール姉ちゃんに対し「美味しかったです、また来ます」と告げると、
「アリガトゴザイマース、マタキテネー」と返答してくれたので、本当にまた行ってやろうと思っている。
「味噌ダレネギ鳥」や「海鮮チンコロラーメン」など、他にも気になるメニューがたくさんあったからね。

さて、ここまで「こういうの、苦手な人もいるだろうね」と、何度も書いてきたが、
実際、本当に苦手な方もいるようで、お店のすぐそばで、こんな看板を発見!


この建物主と関係者の間で、ナニがあったのかわからんが、ご近所同士は仲良くした方がいいよ(苦笑)。

下ネタ全開のメニューなど、全体的にツッコミどころは多いけど、味自体は悪くないし、
店員さんもそんなに悪い人はいないと思うので、みなさんにもぜひ、足を運んでいただきたい。



三陽(さんよう)
神奈川県横浜市中区野毛町1-36
ブルーライン桜木町駅からは推定徒歩約2分、JR桜木町駅から徒歩約5分
営業時間 11時~24時 日曜祝日は23時まで
定休日 不定休
※すぐ近くに「御用邸」と呼ばれる支店あり
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餃子が美味しい中華屋さん 西荻窪『八龍』

2017年01月07日 | 中華食堂
みなさん、明けましておめでとうございます。今年も拙ブログをよろしくお願いします。
前回の日記「ケイリングランプリ2016」は、私が買った選手が反則失格となり、当然ハズレ。
ムカついたのでこれ以上は触れず、何事もなかったかのように、今回は中華食堂を紹介する。

前々回では、「西荻窪駅の周辺は、いい中華屋さんが多い」と書いたが、
その中でも、私の一番のお気に入りが、駅南口「輪島ボクシングジム」の近くにある、
真っ赤な店構えが目立つ、『八龍』さんだ。


店内は地元客でにぎわっており、しかもこちらは今どき珍しく、出前もやっているので、かなり忙しそう。
なので店主夫妻(と思われる)は、なんかピリピリしていて、入店しても「いらっしゃいませ」の声はなし。
居心地悪そうなので、とっとと喰って帰ろうと思い、びんビールと「餃子」に、夜限定らしい「豚煮込み」を注文。
まずはビール、続いて煮込みが到着。


そう、こちらの煮込みとは、豚角煮のことなのである。
写真ではわからないだろうが、角煮の下には千切りキャベツが敷かれており、栄養バランスもいい(?)。
甘しょっぱく柔らかい角煮に、ビールがスイスイすすみ、すぐに1本空いてしまった。
もう1本お替りしたところで、餃子が焼きあがり、同時に提供された。


一般的なものより、やや大き目サイズのが5個(420円)。
さっそく食べてみたら…おっ、なかなか美味しいぞ。
具の野菜はシャキシャキしていて、かじるとエキスがほとばしる。
さすがは、メニューに(当店おすすめ)と記載されているだけのことはある。
2016年も、いろんなお店で餃子を食べてきたけど、
中華食堂では、餃子はここがナンバー1かな。

あと、最初はちょっとおっかなそうに見えた夫妻も、こちらの注文にはちゃんと返事をするし、
ビールや餃子を提供するときも、「餃子です」などと声を添えて、しずかに置いていく。
カウンター越しに、おばちゃんの作業を見ていたら、
どんなに忙しくても、料理の盛り付けや、出前の料理のラップなどを、丁寧にこなしていた。
こういったマジメな仕事ぶりは、さすがは日本の街中華だよね。
お会計後、厨房のおじちゃんと目が合ったので、「ごちそうさま、美味しかったです」と告げたところ、
さっきまで、イライラした様子で鍋を振っていた様子とは一転、ニカッと笑いながら、
「ありがとうございま~す」と応えてくれるではないか。
入店時の印象とは真逆のツンデレ(?)な応対にすっかり気を良くした私は、今後もこの店に通うことを決心。

その後も、餃子とビールを目当てに何度か訪問し、いくつかの料理もシメに頼んだ。
こちらはラーメン・半チャーハンのセット。別称「セットの1番」。


1番とは、メニューに記載された、セット&定食のメニュー番号。
全10種類にそれぞれ(1)~(8)まで番号が振ってあるが、最後のふたつは(9)(10)ではなく、なぜか(D)(E)である(笑)
きぬさやと固ゆで玉子が乗る醤油ラーメンと、玉子と焼豚がベースのシンプルなチャーハン。
どちらも、かつてはよく食べた、オーソドックスな昭和の味
チャーハンの米のパラパラ具合が、おっちゃんの腕の良さを証明している。

一方のこちらは、餃子と同様、お店のおすすめ商品である「台湾丼」。


簡単にいえば、名古屋が発祥とされる、ひき肉とニラが入るピリ辛風味の、台湾ラーメンのご飯版だ。
辛さはそれほどでもなく、玉子でとじてあるため、量は多いが食べやすい。
ただ、繰り返しになるが量は多いので、さんざん飲んだ後に食べきるのには気合いが必要かも。

他にも、あんかけ焼きそばやホイコーローなど、いろんなメニューがあるけど、どれも美味しい。
もしこの近所に住んでいたら、絶対出前頼んじゃうだろうなあ。
お店自体も、夜遅くまでやってるみたいだし、みなさんもぜひ行ってみてね。
もちろん、餃子の注文は必須だよ!


中華料理 八龍 
東京都杉並区西荻南2-22-3 
西荻窪駅南口から徒歩約3分
営業時間 12時~15時半、17時~0時
定休日 木曜、年末年始
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地球を守る中華食堂!? 調布『台北飯店』

2016年12月08日 | 中華食堂
飲み歩き、競輪、高校野球観戦、それに他人の悪口。
以上が最近の私の「好きなモノ」。高校野球以外は、人に言うのが恥ずかしいものばかりだ。

そんな私も、幼い頃は普通の男児と同様、ヒーローや怪獣を愛する、ピュアな(笑)心の持ち主だった。
中でも、円谷プロの『ウルトラ』シリーズは大好きで、本を読みあさりグッズを集め、再放送のたびに欠かさず視聴していた。
そして、いいトシこいた今でも、毎週日曜夜の『ウルトラマン』(テレビ神奈川)や、
水曜夜の『ウルトラセブン』(MXテレビ)の再放送を見てたりする。先日は、メトロン星人の回だったぞ。

ウルトラセブンといえば、主人公役の森次晃嗣さんと同じくらい人気があったのが、
アンヌ隊員役のひし美ゆり子さん
こちらは、彼女の著書「セブンセブンセブン」の表一写真。美人だよね。


こちらは、2年前に新宿で開催された、トークショーでの様子。


さきほどの写真より45年以上経過しているが、今でもお綺麗である。
ちなみに、となりは、マムちゃんこと毒蝮三太夫さんだ。

そんな、ひし美ゆり子さん(以下、アンヌ隊員と呼ぶ)の旦那さんが料理長をしていると、以前からマニアに評判だったのが、
調布駅近くの中華料理店『台北飯店』だ。
先日、隣駅にある京王閣競輪でヤラれた帰りに、久々に寄ってみた。
お店の場所は、「調布銀座」というやや渋めな商店街の中にあり、外観はこちら。


赤い屋号と白い看板の文字が目印だ。

さっき「マニアに評判」と書いたが、アンヌ隊員自身はお店にはおらず、
サインや写真などが飾ってあるわけでもないので、いわゆる特撮ファンの客が目当てではなく、
こちらのお店は、真摯に料理の味だけで勝負しているのだ。
私が訪問した日も、地元の常連客が詰めかけ、大変なにぎわいだった。
聞いた話では、ランチタイムも行列ができるほど人気があるそうだ。

厨房すぐそばのカウンター席に着席し、まずはビールと餃子、
あと、すぐ目の前にあった、アンヌ隊員オススメの腸詰めを注文。


左のバットに置かれていた、角煮のようなチャーシューもウマそうだ。

まずは、温められた腸詰めが、輪切りされて登場。


台湾料理屋では定番のメニュー(?)で、欧風のソーセージとは違う独特の風味。
ほど良い塩分で、卓上の豆板醤(トウバンジャン)を付けるとさらにウマい。

続いて、ビールのお供に最適な、焼餃子が運ばれてきた。


中のアンは野菜多めで、ややセロリの風味を感じる。セロリは苦手な私だが、この餃子は美味しく食べられる。
以前食べた、ツルンとした皮が特徴の水餃子も美味しかった。

その後、メニューにあれば必ず頼む、きくらげ卵炒め(商品名は「キクラゲ炒め」)を追加。


見た目より濃厚な味わいだったが、歯応えの良い竹の子が、いいアクセントになった。

こちらの料理は、だいたい500円~1000円くらい。
ニラスナギモ炒めや、コブクロ、ガツなど、レバ以外の内臓肉を使用した商品が多く、
さらに、メニューブックには載ってない、貼紙のメニューもいろいろある。
そんな貼紙の中から、一番安かった420円の「台湾担仔麺」を注文。
店員さんが「量は少なめですよ」と教えてくれたが、大丈夫、値段でわかりますよ。
というか、結構満腹なので、少なめじゃないと困る
こちらの料理長(以前見た、アンヌ隊員の旦那さんとは違う人だと思う)や接客担当(多国籍)の方々は、
一見ぶっきらぼうに感じられるが、意外と親切な面もあって、応対への不満はない。

麺を茹で、具を盛り付けスープを注ぎ、オーダーから1分以内で到着。


具はモヤシとニラと揚げネギのみ。シンプルだけど美味しく、シメにもってこいだ。
ビール大びん2本にウーロンハイで、御会計は4千円くらい。満腹かつ満足な状態で店を出た。

先述の通り、アンヌ隊員はお店に出ないため、いまだ会えたことはないが、
地球を守ってきた方も食べてきた料理を、同じように味わえるのだから、
ファンとして…イヤ、同じ地球人として、大変光栄です



台北(たいぺい)飯店 
東京都調布市小島町1-34-1
調布駅北口から徒歩約2分
営業時間 月~土 11時半~14時 17時~たぶん0時くらいまで 日曜は昼営業休み
定休日 不定休
※食べログには「深夜3時まで営業」とありますが、信用しない方がいいです
コメント (2)
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飲める中華屋さんの極み 高円寺『七面鳥』

2016年11月18日 | 中華食堂
拙ブログではこれまで、安くてウマくて量が多くて、お酒も飲めてくつろげる、
そんな個人経営の食堂を何軒か紹介してきたけど、
「中華飲み」でハズせないのが、高円寺の『七面鳥』だ。
なぜならここ、オーダー後には必ず、写真のような小鉢が出てくるんだよ


内容は日替わりで、酒飲み客も食事客にも無料で提供。しかも、以前は2皿だったが、最近は3皿付くようになった。
別の日に訪問した際の小鉢も、小さい画像で貼っておく。クリックすると大きくなるよ。


チャチなお通しで料金を取る居酒屋チェーンは、ぜひ見習ってほしい。

順序が逆だが、ここでお店の外観を紹介。


渋い建物の白いのれんをくぐると、居酒屋風のコの字カウンターと、小さなテーブル席がある。
こちらのお店、酒類はセルフサービスなので、飲み客はまず、店員さんにひと声かけて、
入口の左側にある写真の冷蔵庫から、自分で酒とコップを取り出し、栓を抜こう。


ビールは常時、4種類ほどの銘柄が置いてあり、その他にも、日本酒や缶チューハイなどもある。
この品揃えの豊富さは、明らかに飲み客を歓迎しているよね。
値段は店のどこにも書いてないが、ビールは中瓶が500円で、大瓶はお得な550円だ。
さっきのサービス小鉢だけでも充分飲めるが、それではお店に失礼なので
ツマミ代わりの一品料理も注文しよう。

ここの料理はどれも、冒頭で述べたように、安くてウマくて量が多い。
その中で私がよく食べるのは、ビールのお供でおなじみの餃子。6個で380円。


強めに焼いたクリスピーな皮と、野菜多めでニンニクの効いた中身とのバランスが良い。
お店の自家製(たぶん)ラー油を、多めに付けるのがオススメ。

こちらのお店は、定食類(表記はライス)も豊富だが、単品としての注文も可能。確か150円引きだった。
チンジャオロースやホイコーローなども、ビールやご飯がすすむ逸品だが、
私が一番好きなのは、写真のきくらげ卵炒め。メニュー表記は「木耳肉」だ。


強火で炒めたシャキシャキのきくらげと、とろける玉子とのマリアージュが最高。
ちなみに、マリアージュって言葉、最近覚えたんだけど、使い方合ってるかな?

シメには、昔ながらの味わいで、シンプルかつ安価なラーメン(450円)もいいけれど、
先日は、あんかけ焼きそば680円をオーダー。


見た目の通り、具だくさんで量どっさり。スープが付くのが嬉しいね。
味も濃いので、シメどころか、もう1本ビールを追加するハメに。
ちなみに、ここは焼きそばが3種類あり、貼紙メニューの「焼きそば」が、上記のあんかけタイプで、
いわゆる一般的なソース味は「いりそば530円」、焼き色の薄い中華風タイプは「上海めん580円」だ。
いりそばは、ソースにちょっと醤油を混ぜたような味で、なかなか美味しかったよ。

店内にはテレビも設置されていて、漫画や雑誌も多数置いてある、
いかにも「町の中華屋さん」らしい、ご家族経営のほのぼのとした雰囲気ながら、
飲食店の競争が激しい高円寺で、長く支持されているのだから、名店なのは間違いない
全メニューを制覇(約50種類?)するまで、通い続けたいものだ。



七面鳥 
東京都杉並区高円寺南4-4-15
高円寺駅から徒歩約7分 地下鉄新高円寺駅から徒歩約12分
営業時間 11時半~15時 17時半頃から~21時
定休日 土曜
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癒される中華食堂 西国立『癒食同源』

2016年10月17日 | 中華食堂
おじちゃんおばちゃんが営む、安くて美味しいけど狭くて汚い…
そのようなお店で飲み食いするのが大好きな私だが、あまり一般受けはしないようで。
当ブログやSNSなどで、そういう食堂や居酒屋を紹介すると、
知人女性に「あの店いいですね。今度連れてってくださ~い」などと声をかけてもらうこともあるのだが、
実際に、一緒に食事に行くケースは、ほぼ皆無だ。
まあそれは、お店ではなく、私の人柄に原因があるのだろうが

そんな私が通っている中華屋さんで唯一、女性にも自信を持って推奨できるのが、
西国立にある『ゆるり中華食堂 癒食同源』だ。
ある日、ぷらぷら散歩していたら、下記写真のような看板を店頭に設置したお店をみつけて、


入ってみたらいいお店だった、というわけだ。
黒板のイラストは店主夫妻で、文字も絵も奥様の手書きらしい。微笑ましくていいよね。
それに引き替え、「頭にタオルを巻き、腕組みをしてにらんでる店主」みたいな写真を、
店頭に掲げているラーメン屋なんて、いい加減、恥ずかしいってことに気付けよと思う。

バカなラーメン屋のハナシはさておき。
店内は清掃が行き届いた、中華食堂というより喫茶店のような、落ち着く内装。
夫妻も、丁寧かつ落ちついた接客を心がけているようで、
老舗食堂にありがちな、大声での夫婦喧嘩など見たことない(笑)。

料理のコンセプトは、「癒食同源」の店名通り、心を癒すカラダにやさしい中華料理とのこと。
確かに油や脂、過度な辛味や旨味は少ないが、決して薄味ではなく、素材の味が生きている。
以下で、私がこれまで食べてきた料理の一部を紹介する。

まずは、私の一番のおススメである春巻。


手前が、「具材たっぷりのパリパリ春巻」。奥は、ありそうでなかった「カニクリーム春巻」。
「具材たっぷり~」は、いわゆるオーソドックスなタイプだが、パリッと揚がった皮と具のバランスが良く、
私の知る限り、世界一ウマイ春巻だ
「カニクリーム~」は、カニとコーンが入った変わり種だが、クリームコロッケ好きなら絶対気に入る逸品。


中身はこんなかんじ。割るのがヘタクソで申しわけない。

サラダなど野菜料理もいくつかあって、私がよく頼むのが「あぶり叉焼と燻製玉子のサラダ」。


肉と玉子ばかりに目が行くだろうけど、ちゃんと野菜もあるよ。ビールのつまみに最適。

料理については、いろいろとワガママも聞いてくれるようだ。
たとえば、写真の「中華風牛ハンバーグとトマトのチーズ焼き」。

 
「ハンバーグは大好きなんだけどトマトが食べられなくて…」と伝えたところ、
写真右上のように、トマトの代わりにお新香の小鉢を添えてくれた。ありがたいよ!


実は私、お新香も苦手だったりするのだが、お気遣いに応えるべく、残さず食べたよ。

シメの食事類も、焼きそばやチャーハンなどいろいろあるが、おススメしたいのが、
これまた、ありそうでなかなかない「天津飯に麻婆豆腐をかけたの」


メニューには載ってないが、頼めば作ってくれる。値段は忘れたけど、千円はしなかった。
山椒の効いたピリ辛麻婆と、ふんわりとした玉子の相性が抜群。
一応、取り分けた中身も撮影したけど、美味しそうに撮れなかったので、小さい画像を掲載しておく。
※画像をクリックすると大きくなりますが、見栄えがよろしくないです


食後のデザートも10種類と、中華屋さんにしては種類豊富。
スイーツ好き女子も、甘いモノ好きの気色悪いオッサン(←私)も大喜びだ。
下記写真は「杏仁豆腐 あんずの香り」と「濃厚マンゴプリンとヨーグルトムースのマリアージュ」。


デザートと一緒に、温かいお茶も提供してくれる。「デザート撮るならお茶は奥に置けよ」って? ごもっとも。

さらにさらに、シメで私がよく頼むのが、数量限定メニューの「薬膳スープ」。
お値段も100円と手頃。あ、ここまで書き忘れていたけど、どの料理もお酒も、価格はリーズナブルだよ。



この薬膳スープ、私のバカ舌では原材料はわからないが、身体が温まり元気になる…気がする。
すでに接客と料理で、元気になっているけどね

私にしては珍しい、女性客も多い食堂、みなさんもぜひ行ってみてほしい。
もちろん、女性からの「アタシを連れてって~ん」というお誘いも、大歓迎だ。
なお、社交辞令は厳禁なので、そのつもりで。



ゆるり中華食堂 癒食同源 
東京都立川市羽衣町1-21-4 1F
南武線西国立駅から徒歩約3分 中央線立川駅から徒歩約15分
営業時間 11時~15時 17時半~22時半
定休日 火曜の夜と水曜
※席数は15くらいなので、電話予約した方がいいです
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