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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

飲める中華屋さんの極み 高円寺『七面鳥』

2016年11月18日 | 中華食堂
拙ブログではこれまで、安くてウマくて量が多くて、お酒も飲めてくつろげる、
そんな個人経営の食堂を何軒か紹介してきたけど、
「中華飲み」でハズせないのが、高円寺の『七面鳥』だ。
なぜならここ、オーダー後には必ず、写真のような小鉢が出てくるんだよ


内容は日替わりで、酒飲み客も食事客にも無料で提供。しかも、以前は2皿だったが、最近は3皿付くようになった。
別の日に訪問した際の小鉢も、小さい画像で貼っておく。クリックすると大きくなるよ。


チャチなお通しで料金を取る居酒屋チェーンは、ぜひ見習ってほしい。

順序が逆だが、ここでお店の外観を紹介。


渋い建物の白いのれんをくぐると、居酒屋風のコの字カウンターと、小さなテーブル席がある。
こちらのお店、酒類はセルフサービスなので、飲み客はまず、店員さんにひと声かけて、
入口の左側にある写真の冷蔵庫から、自分で酒とコップを取り出し、栓を抜こう。


ビールは常時、4種類ほどの銘柄が置いてあり、その他にも、日本酒や缶チューハイなどもある。
この品揃えの豊富さは、明らかに飲み客を歓迎しているよね。
値段は店のどこにも書いてないが、ビールは中瓶が500円で、大瓶はお得な550円だ。
さっきのサービス小鉢だけでも充分飲めるが、それではお店に失礼なので
ツマミ代わりの一品料理も注文しよう。

ここの料理はどれも、冒頭で述べたように、安くてウマくて量が多い。
その中で私がよく食べるのは、ビールのお供でおなじみの餃子。6個で380円。


強めに焼いたクリスピーな皮と、野菜多めでニンニクの効いた中身とのバランスが良い。
お店の自家製(たぶん)ラー油を、多めに付けるのがオススメ。

こちらのお店は、定食類(表記はライス)も豊富だが、単品としての注文も可能。確か150円引きだった。
チンジャオロースやホイコーローなども、ビールやご飯がすすむ逸品だが、
私が一番好きなのは、写真のきくらげ卵炒め。メニュー表記は「木耳肉」だ。


強火で炒めたシャキシャキのきくらげと、とろける玉子とのマリアージュが最高。
ちなみに、マリアージュって言葉、最近覚えたんだけど、使い方合ってるかな?

シメには、昔ながらの味わいで、シンプルかつ安価なラーメン(450円)もいいけれど、
先日は、あんかけ焼きそば680円をオーダー。


見た目の通り、具だくさんで量どっさり。スープが付くのが嬉しいね。
味も濃いので、シメどころか、もう1本ビールを追加するハメに。
ちなみに、ここは焼きそばが3種類あり、貼紙メニューの「焼きそば」が、上記のあんかけタイプで、
いわゆる一般的なソース味は「いりそば530円」、焼き色の薄い中華風タイプは「上海めん580円」だ。
いりそばは、ソースにちょっと醤油を混ぜたような味で、なかなか美味しかったよ。

店内にはテレビも設置されていて、漫画や雑誌も多数置いてある、
いかにも「町の中華屋さん」らしい、ご家族経営のほのぼのとした雰囲気ながら、
飲食店の競争が激しい高円寺で、長く支持されているのだから、名店なのは間違いない
全メニューを制覇(約50種類?)するまで、通い続けたいものだ。



七面鳥 
東京都杉並区高円寺南4-4-15
高円寺駅から徒歩約7分 地下鉄新高円寺駅から徒歩約12分
営業時間 11時半~15時 17時半頃から~21時
定休日 土曜
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