児玉真の徒然

峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
(真壁仁 峠)

新潟の演奏家たち

2013年06月08日 | 各地にて
新潟のアウトリーチ事業(政令指定都市モデル)がいよいよ佳境に入ってきて、今週の火曜から木曜までの3日間でじっくりと研修会をした。私が各地でやってきたやり方は、コーディネーターが一人しかいなかったこともあって、ここまでじっくりとアーチスト一人とつきあうことはそんなに無い。従って、2年とかの時間をかけて、実際にも体験をしていってもらう中で演奏家が自主的に何かを把握し自分のものにしているという比較的気の長い作業としてやることが多かったが、地域創造の場合はある程度短期決戦的に結果を出していく方法で3人の演奏家一人一人にコーディネーターをつけ、集中的に結果を出していく感じがある。どっちがよいとかではないけれど、向き不向きというのはあるかもしれない。
今回の3組の演奏家、フルートの中林さん、ヴァイオリンの加藤さん、尺八の鯨岡さんと箏の藤崎さんはそれぞれとてもやる気のある人たちでつきあっていて心地がよい。今回はランスルーまで(写真はランスルー後のアーチスト同士の意見交換。来週に学校に出かける。まだ変化させないといけない部分もあるだろうし、WS的にやるケースでは子ども相手で勝手が違うこともあると思うけれど、この2年間の登録中に今までと違った体験をしていって欲しいと思う。

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