もうすぐ女の子の節句「ひな祭り」がやってくる。「相模原市健康文化センター」ロビーにおいて、地元の人々が一つ一つ手作した色とりどりの「雛のつるし飾り」が9日から展示が始まり23日からは天上からも吊るされた。1000個以上はありそうだ。中に金太郎や一寸法師などの新作もあるので探してみてほしいとのこと。この展示は3月3日まで。この「雛のつるし飾り」は江戸時代後期から伝わる伊豆稲取地方の風習の「吊るし飾り」を指している。長女の初節句に「無病息災」、「良縁」を願って雛壇の両脇に細工を吊すもので、庶民の雛壇代りとして作ったのが始まりのようである。「ひな祭り」は子の幸福を思う親の愛情そのものである。(1602)






