相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

相模川の生物がいっぱいの「相模川ふれあい科学館 」

2016-02-06 22:08:45 | 科学館
相模原市中央区水郷田名に相模川の自然に親しみ、守り育てる心をはぐくむ施設として、市民が集い、学び、遊びを通して相模川とのれあいを深めることを目的として昭和62年(1987年)造られた「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」(愛称)はある。人と川との繋がりや環境保護、人々の交流を促進するための機能を付加し『相模川に集い、親しみ、楽しく学ぶ交流拠点』をコンセプトに平成26年(2014年)にリニューアルオープした。約110種類8,000匹の水棲生物を展示のほか人と川とのつながりや環境保護、交流促進を目的とした施設に生まれ変わった。館内は「流れのアクアリウム」、「湧水と小川のアクアリウム」、「タッチング水槽」、「両生類水槽」、「タナゴ水槽」、「回遊魚水槽」、「相模湾水槽」のゾーンに分かれている。アクリル板一枚隔てた水槽内のお魚たちは流動的な泳ぎをし中々の迫力である。当館の外回りは川をイメージしたのだろうか水・池となっている。この美しさから「かながわの博物館50選」、「かながわの建築物100選」に選ばれている。(1602)










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2万年前の生活跡に思いを馳せて「田名向原遺跡」

2016-02-06 11:50:39 | 史跡・遺跡
相模原市中央区田名塩田に後期旧石器時代末(約20,000年前-18,000年前)の遺跡が発見され保存されている「田名向原遺跡」はある。平成9年に建物跡と推定される遺構(住居状遺構)が発見され、現在のところ我が国で最も古い部類に入るという貴重なもの。平成11年(1999)に国の史跡となった。平成19年(2007)に遺跡公園「史跡田名向原遺跡公園」となって公開している。公園内の野外展示でに旧石器時代の「住居状遺構」「縄文時代の竪穴住居」「古墳時代の小円墳」と約2万年前の川原石で囲まれた直径10m程の円形の範囲には「12本の柱穴や2か所の焚き火跡」がある。ここからは石器製作を思わせる石器片と大量の石片が発見、出土した。これらは現在旧石器ハテナ館に展示されている。相模川左岸の比高11メートルの低位段丘上にある本遺跡はやはり生活水も重要なファクターだったように思われる。後期旧石器時代の生活の一端を示す大事な遺跡として後世残しておきたい遺構である。(1602)














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