今、小田原の初春の代表的なイベント「第49回 小田原梅まつり」が2/2から3/3まで開催されている。「小田原城」でも開催されているが小田原の中でメインはなんといっても「曽我の梅」である。曽我の里に位置する曽我梅林は「中河原」、「原」、「別所」の各梅林からなり、約35,000本の白梅が植えられている。その中でも「別所」がもっとも広く本数も多い。曽我の梅は食用梅のため殆どが白梅である。ここ数日の春の兆し暖かさと相俟って一気に開花が進んでいるようである。曽我山裾、園内の「十郎」はほぼ満開、遅咲き「白加賀」や「枝垂れ梅」も咲はじめ全本数の競演が始まっている。曽我は寺社も多く歴史深い町、加えて梅花が見ごろとなり大勢の観梅客、観光客が「下曽我駅」に降りたつ。皆が花の美しさ、可憐さ、高貴さもつ「梅花」を堪能し「梅香」に酔い、梅林から頂に雪を被った名峰「富士山」が拝める付録付きの曽我が賑わっている。(1902)
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