座間市にある「イオンモール座間」の1階と3階には「クルマの展示のブース」があり、定期的に展示車が交換されている。現在展示されているのは「AUSTIN オースチンA40」のサマーセットサルーンである。車両詳細は1953年式、B30型式、全長4,050mm、全幅1,600mm、全高1,630mm。オースチン・A40サマーセット (Austin A40 Somerset) はイギリスにかつて存在した自動車メーカーであるブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)のオースチン部門が1952年から1954年まで生産していた乗用車である。日本では日産自動車が「ノックダウン生産」した車である。黒色のコンパクトなフェンダーラインのふくらみを残したボディスタイルである。(2306)
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この車は1954年の子供の頃、ハイヤーとして北海道で乗車した事があります。我が国の当時の道路事情は惨憺たるものでしたが、サスペンションが良く効いた素晴らしい乗り心地で当時の国産車とは雲泥の差がありました。
随分昔の事ですが、まだ、日産自動車座間事業所の1地区に所在し座間スタジオと並んでいた日産記念庫(現・日産自動車ヘリテージコレクション)で約50数年ぶりにこのオースチンに出会った時は飛び上がる程の驚きでした(撮影で座間スタジオ前にマイクロバスから降りて整列した約20名のミスフェアレディの方々の美貌にも驚かされましたが)。
日産自動車ヘリテージコレクションと座間スタジオは2地区に移動していますが、相変わらず(株)サファリ・モータースがメンテナンス、レストアやイオンモール座間を始めとする各展示会場に搬送されているようです。
また、厚木事業所のNTC(日産テクニカルセンター)P地区の工場内で社員の方のボランティアで入手困難となったパーツも手作りされているとの事ですから素晴らしい事だと思います。
コロナも5類扱いとなったためか、日産自動車では一般市民のヘリテージコレクション見学会を再開されているようです。
太夫さんのレポートを拝見してまたオースチンに会いたくなってきました(NTCでGT-R開発の牽引をされてきた水野和敏さんが退社されたのがつくづく残念ですが。)。