熱海市上宿町いかにも熱海らしい寺名の臨済宗妙心寺派寺院「清水山温泉寺」はある。養老4年に城崎温泉を開いた道智上人によって天平10年(738)創建の古刹である。後醍醐天皇の忠臣で後に京都妙心寺藤原藤房改め授翁の開基である。本尊は如意輪観世音菩薩。境内には入母屋造りの「本堂」、宝形造りの「湯河原地蔵堂」、そして熱海八景の一つに掲げられている藤房お手植の推定樹齢500年の松、「山門」の脇にはアタミ桜、国定忠治の供養のために建てられたといわれている「南無阿弥陀仏」の六字の名号を刻んだ唯念上人の碑がある。近くにはもう一つ熱海らしい「湯前神社」かある。(1601)
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