相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目にかけて総延長5kmに亘って造られた「さがみの仲よし小道」がある。「相模原の道・橋・花ーさがみはら百選―」の一つとなっている。かつての「相模原台地」に昭和23年から16年をかけ造られた「畑かん水路」を活用した緑道が現在の「仲良し小道」である。この水路敷き平成16年3月現在3.6kmが緑道として整備され今や地域住民のコミュニティーラインとなっている。その小道の花壇の一画で夏の代表花「ニチニチソウ」(別名はビンカ)が数千輪咲き誇っている。マダガスカルやスンダ列島原産のキョウチクトウ科 / ニチニチソウ属の一年草である。草丈は10~50cmほどでほぼ地面に這うように咲いている。夏の花壇には欠かせない存在で高温と日照を好む乾燥に強い丈夫な植物で5月から11月頃にかけて白や赤・ピンク・紫・オレンジなどの鮮やかな花を咲かせる重宝がられる花である。(2410)
相模原市南区南台(小田急相模原駅前)に南台の鎮守として崇められている「二宮神社」は鎮座している。当社(由緒)は「神奈川県神社誌」によると明治13年に開拓者の八家族が移住し村作りを開始。終戦後、心の拠所として神社の設立に着手し、昭和22年に完成と同時に開拓者の2世が小田原城内鎮守の「報徳二宮神社」の分霊を勧請した。御祭神は二宮尊徳翁。正月に詣でた時以来の参拝であるが、1名の参拝者がいるだけ、間もなく七五三の時期であり境内には幟旗がたくさんたなびいている。神域には「鳥居」、「社号標」が構えられ、そのそばには建てられた「二宮尊徳像」から参道が続く。手水舎で手を清め、「電信神社」取り壊し時に社殿の土台に使われていた石再利用した参道を進んだ正面に「社殿」(昭和44年11月再建)と「社務所」、その横に「神楽殿」、「櫛真智社」がある。(2410)