相模原市南区麻溝台に四季の花で彩られ市民のオアシスとなっている「相模原麻溝公園」はある。「センター広場」から「花の谷」へ降りる階段左側d斜面に植栽の「スイフヨウ」(酔芙蓉)が十数輪淡いピンク色の花を披露し始めた。まだまだたくさんの蕾が開花へスタンバイ中である。この花はフヨウ(芙蓉)の突然変異種で「八重咲きの花」を8~9月に掛けて咲かせる。この花は朝方は純白、時間とともに午後には淡いピンク色から夕方から夜にかけては紅色になる。まるで酒を飲んだ後顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ている。酔はそのことを意味しているがその匂いに芋虫がたくさん訪れていた。芙蓉の花は短命で「一日花」の儚さに諸行無常の教えを悟り、蓮の花に仏教の縁を重ねるのかもしれない。芙蓉は柔らかな花姿と1日で枯れてしまう儚さから、昔から美しい女性の例えとして使われ、このことから「繊細な美」、「しとやかな恋人」の花言葉を持っている。(2409)
渋谷区神宮前、若者が溢れる原宿竹下通り中ほど辺りから左折するとあの日露戦争の日本海大海戦でロシアバルチック艦隊を殲滅した連合艦隊司令長官「東郷平八郎」を御神体とする「東郷神社」は鎮座している。昭和9年に東郷提督死去後、世界的英雄を顕彰する要望に応え「財=東郷元帥記念館」が設立、全国の浄財よる創建計画が立てられ、昭和15年に神社御鎮座祭が行われ欅と檜素木、神明造檜皮葺の重厚感ある「東郷神社」が創建された。明治、大正、昭和の三朝に至誠一貫奉仕、国家の重鎮、真心の人として、日本だけでなく世界の人々からも尊敬されている。境内には元帥が東洋のネルソンと称された世界に冠たる海軍提督だったことで、海にまつわる「神殿」、境内零社「海の宮」や「水盤舎」、「潜水艦殉国碑」、「海軍特年兵碑」がある。当社は「勝利の神様」として「勝守」、「勝札」を求める参拝者が多いことで知られる。(2409)
JR原宿駅から明治通り向って個性的な様々なファッション・ブティックのお店が連なる全長350mの通りで、日本国内は勿論、今や世界中から人が集まる「新たな文化」&「カワイイ文化」の発信地「原宿竹下通り」はある。旧町名の「竹下町」に由来する「竹下通り」は1960年頃から様々な流行を生み出し、若者文化の中心地として脚光を浴びてきた街、通りで週末や休日、夏休み、春休み等はカワイイファッションアイテムから雑貨のショッピング、スイーツを口にしたり、歩き見てまわる多くの客で賑わう。1日平均5万人という発表である。明治神宮へ参拝後立ち寄ってみると案の定、通りは歩くのも困難なほど若者、外国の人、人、人で溢れていた。ここ「竹下通り」はやっぱり「カワイイ文化」の本場である。(2409)