相模太夫の旅録=Tabi Log

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多古村の鎮守「多古白山神社」

2020-01-21 21:48:43 | 神社
小田原市多古に古くより多古村の鎮守(氏神)として崇敬されている「多古白山神社」は鎮座する。新編相模国風土記稿によると「白山社は村の鎮守なり。本地仏正観音を安んず。例祭九月十五日。村持。下同。 末社に山神稲荷合社」とある。明治6年に白山神社と改称し村社に列格さ、明治42年に神明社と日枝社を合祀し、大正4年神饌幣帛料供進社指定。時代経緯は明治22年に多古村、井細田村、今井村が合併し二川村が発足、明治41年に二川村、蘆子村、久野村、富水村と合併して足柄村が発足、昭和15年2月町制施行、同年小田原町他と合併し小田原市の一部となる。 祭神は伊弉冉尊。五百羅漢の玉宝寺の裏手の多古公民館のそばに境内は258坪の社域に「石鳥居」が構えられている。鳥居を抜けた正面に本殿流れ造りの「社殿」がある。境内社として山王大権現と記した扁額をかけた石鳥居を備へた石祠があった。当社には江戸時代の中頃と推定される「囃子」が保存されている。祭ばやしの一種で江戸葛西ばやしから発生した関東祭ばやしに属する。これが小田原に伝わりアレンジして多古(扇町)の囃子としたようである。(2001)
 
 
 
 
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