相模原市南区麻溝台に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。今、園内は僅かではあるが「コスモス」などの秋の花で彩られてきた。また園外でも街路樹として数百本植栽されている「カリン」が梨か柿のような薄緑の楕円形の実をたわわにつけ始めている。バラ科カリン属の落葉樹である。「カラナシ」、「カリントウ」、「アンランジュ」の名でも呼ばれる。4月中旬~5月上旬ごろピンク色の花を開花させ、夏から秋に徐々に実がふくらんで熟していく。もう赤くなっている樹もあり、香りも強くなり10月下旬~11月下旬が収穫期である。熟すと濃厚な甘酸っぱい独特の香りを放つようで「カリンシロップ」、カリン酒として親しまれている。(2508)




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