相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」がある。約26haの広大な園内にはメタセコイア並木、フランス風庭園、噴水広場、水無月園、亜熱帯を体感できる大温室のグリーンハウス、ドッグラン、芝生広場など数多くの施設を備えている。やや肌寒い今日、当園の特色の一つハナショウブノが咲く「水無月園」を訪れると左側の一角に3本植栽されている「ロウバイ」(素心蝋梅)が琥珀色の光沢のある花びらを数輪開花させていた。まだ全体の1%も満たないが近寄ってみるとフルーティな甘い香りが漂ってくる。この「ロウバイ」は冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれる。本当に蝋細工のような花は光沢を帯び琥珀色をして陽ざしを受けている花は透き通っている。名に梅がついているが「梅」ではなくロウバイ科の落葉低木である。透明感があり蝋質の本当に美しい琥珀色の花姿である。(2501)




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