大和市大和東に天台宗寺院「天綾山極楽寺」はある。由緒、創建等は定かでないが寺歴は古そうである。比叡山延暦寺が総本山である。天台宗宗祖は最澄上人で本尊は阿弥陀如来である。「極楽寺」いえば真っ先に鎌倉の極楽寺(真言律宗)が思い浮かぶが、この寺名は全国各所に幾つかある。大和駅より「ふれあいの森公園」方向に進み住宅街を抜けた坂の途中右手という少し分かりづらいところにある。寺号標(寺門)があり、その右手に「難転地蔵尊」が祀られている。難転とは「難を転じるという意」。石段を上がっていくとさほど広くはない境内の正面に「本堂」がある。本堂左手に「庫裏」、右手に「鐘楼」がある。境内は美しく手入れされており新緑の木々に包まれ静寂さが漂っている。(1806)
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