町田市野津田に町田市を代表する公園「薬師池公園」はある。1982年に「新東京百景」、1998年に「東京都指定名勝」に指定、2007年に「日本の歴史公園100選」に選定。園内中心部には薬師池があり、梅、椿、桜、花しょうぶ、大賀ハス、新緑・紅葉等、四季折々の彩りを楽しめる。江戸時代の古民家2棟(旧永井家住宅と旧荻野家住宅)が移築されている。池のほとりの「やくし茶屋」では甘酒、抹茶等を楽しめ、フォトサロンの北側には市制施行40周年記念モニュメント「自由民権の像」も建立されている。薬師池はかつて「福王寺池」ともよばれ、天正5年に北条氏照の印判状が野津田の武藤半六郎にくだり水田用水池として天正18年まで開拓されました。宝永5年(1705)にこの溜池は泥砂で埋まり、大塚村、小山村、高ヶ坂村などから人足が出て、3年間を費やし泥砂をさらいったが文化14年に再び泥砂で埋まり、渇水状態となりひでりにあえぐ七町余歩(約7ha)の水田の水を得るため、溜池を堀りなおし、今日に至っている。当園は今月初めから開催されたアジサイ、ショウブ祭が終り、代って「大賀ハス」の開花が秒読みとなっている。(2506)
間もなくハスが開花する(昨年の画像)







間もなくハスが開花する(昨年の画像)

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