江戸三十三観音霊場のひとつ「光明山天徳寺」の美しい紅葉！！

港区虎ノ門に浄土宗江戸四ヶ寺触頭の「光明山天徳寺」(和合院)は鎮座している。天徳寺は三蓮社縁譽稱念上人が天文2年(1533)紅葉山に天地庵と号して創建、慶長16年(1611)当地へ移転した。江戸時代には支院に17宇を擁していたが、現在は9支院である。大正震火災で堂宇の殆どを焼失、境内に荒川不動がある本尊は聖観世音菩薩。元和元年家康公(1615)より50石、元和9年(1623)に二代秀忠公より100石の朱印を賜った御朱印寺である。「山門」より入山すると正面に珍しい八注造りの「本堂」、右に「庫裏」がある。境内は今、紅葉で彩られて美しい。至る所に石碑、石像佛、石塔がある。当寺は区文化財の弥陀種子板碑•絹本着色阿弥陀三尊図天徳寺所蔵のを所蔵している。また江戸三十三観音霊場20番札所でもある。(2312)