goo blog サービス終了のお知らせ 

相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

海老名に「弘法様の井戸」がある「金龍山常泉院」

2020-07-31 11:11:45 | 寺院
海老名上今泉の豊かな美しい樹木に囲まれた一画に愛甲郡玉川村七沢広沢寺の末寺、曹洞宗寺院「金龍山常泉院」はある。創建は天文19年(1550)中興の伝からそれ以前と推定される。以前は「今泉山福泉寺」と称していた。本尊は室町時代初期の造立といわれている木造虚空菩薩坐像である。小田急線座間駅と海老名駅中ほど「秋葉山古墳群」の近くに「山門」が構えられている。山門手前に「えびなむかしばなし」の中にも記されている「常泉院の三日月井戸」がある。常泉院の寺号はこの泉に因んでいる。またこの井戸は「弘法大師」が相模国巡錫の旅の途中この地を訪れた際、水不足・水飢饉に苦しむ村人を救うため持っていた杖で地面を叩くとそこから泉が湧き出たことに由来し「弘法様の井戸」とも呼ばれている。昔、この付近の民家には井戸がないところが多く、太平洋戦争前ぐらいまではこの泉の水を使っていたと伝わる。「山門」を抜けると境内正面に大きな入り母屋づくりの「本堂」、右に「庫裏」がある。本堂前には立派な「宝篋印塔」が建ち、横には「白衣聖観音像」が祀られている。江戸時代、相模原市の上溝と下溝、海老名市今泉も所領していた「青山忠俊」に由来している伝えがある。道路脇の敷地に大山不動の道標と双体道祖神が祀られている。(2007)
 
 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「県立座間谷戸山公園」咲き始めた「ハギ」に「蝶」が!!

2020-07-31 09:34:35 | 公園・庭園
座間市入谷に谷戸の「地域の歴史・文化を背景とした里山の貴重な緑や多彩な動植物を保全しながら自然観察が楽しめ、さらに里山の環境を体験できる公園」を目的とし造られた「県立座間谷戸山公園」はある。30.6haという広大な園内にはパークセンター、里山体験館、湿生生態園、「水鳥の池」、湧きみずの谷、野鳥観察小屋、野鳥の原っぱ、昆虫の森、森の学校、クヌギ・コナラ観察林、シラカシ観察林、スギ・ヒノキ観察林、伝説の丘などが巧みに配置されている。やっと梅雨明けの日が見えてきた今日、当園は少しずつ夏から秋への移ろいを見せ始めている。重厚な長屋門をくぐると左手にパークセンター、その前にある水田では6月に田植えされ、9月には稲刈り、そして収穫が行われる。「水鳥の池」は今鳥類も飛び去りひっそりとしている。「湿生生態園」では咲き始めた赤紫の花「ハギ」に蝶が一頭止まってくれた。(2007)
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする