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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

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ドイツの旅 中世の塔と城壁が守る街「ディンケルスビュール」その2

2015-06-24 08:33:27 | ドイツ
南ドイツのほぼ中央、ロマンティック街道の中間地点に位置する「ディンケルスビュール」は幸いなことに第二次大戦の被害を受けなかったことでそのまま中世の町並みが残っている。楕円形の城壁といくつもの門塔に守られたディンケルスビュールの街へいよいよ「ヴェルニッツ門」より入る。どういう世界を見せてくれるのであろうか。門を潜ると敷き詰められた石畳の小道が続く。その両側には南ドイツならではの可愛い木組みの家並みが連なっている。なんともメルヘンチックでお伽の世界のような光景である。街のほぼ中心「マルクト広場」があり、並べられたテーブルとイスではが人が寛ぐ。すぐそばにはゴシック様式の街のシンボルで南ドイツでもっとも美しいといわれる「聖ゲオルク大聖堂」がある。ゴシック様式とロマネスク様式が融合したハレンキルヒェスタイル様式で西塔の扉の細工と彫刻には魅入ってしまう。大聖堂前の道路には切妻屋根の木組みが美しい「ドイチェスハウス」などの建造物が中世の雰囲気を色濃く残している。ルネサンス建築代表作「ドイチェスハウス」は1440年建造、今も現役でホテル&レストランとして営業している。門塔の上から見下ろす街の風景は素晴らしいのひとこと。まるでおとぎ話の世界のような美しくも可愛いらしい街並みに迷い込んでしまったようである。30年戦争時、子供達が町の破壊を救ったことから7月中旬には「子供祭り」が開催され大いに賑わうという。(1504)


















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