菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

北茨城市立図書館の説明をうけて

2016年08月06日 07時24分54秒 | 議員活動
 今朝は、昨日の疲れがとれてすっきりしましたので、昨日の議員研修・視察の報告をいたします。

 北茨城市の図書館は、大北川が海の注ぐ、磯原の河口にありました。
 私は、以前、何回か、北茨城高校の校長に声をかけられて、市主催の「科学の祭典」に、「出し物を持って」きたことがあります。その会場である「ふれあいセンター」の目の前にありました。


  北茨城市立図書館の概要
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  平成24年11月 基本構想検討委員会 
    25年3月  基本構想決定
    25年10月 建設位置決定(前図書館の隣)
    26年12月 入札
    27年1月  工事開始
    28年3月末  工事竣工
    28年6月  新図書館開館
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 ここで注目していただきたいのは、この計画から開館までが、すごい短期間で出来上がっていることです。
 図書館の引っ越しというのは、ふつう3か月は必要といわれているとのことです。豊田市長の「市民をこんなに待たせることはできない」との一言で、竣工から2か月で開館にこぎつけたということです。

  

  新図書館の建設場所は、旧図書館の隣に造られました。ここは大北川が海に注ぐ河口の近くです。津波被害は、大津港の方は被害が大きかったのですが、磯原地区はほとんど被害がでなかったそうです。北茨城市は、野口雨情の故郷ですから、この建物は、シャボン玉をイメージしたものです。(野口雨情は「シャボン玉」の歌で有名)。また、3階は、津波避難のための施設として使えるようになっています。これは豊田稔市長の肝いりだのことです。

 桜川市の関係者の関心は、どのように費用を捻出したかということです。
 建設費用は17億円。うち90%は地域活化性事業債とということで、すべてが市の持ち出しです。
 北茨城市は、昭和30年合併ですから、合併特例債は使えませんし、3・11の地震の「復興債」も使っていないとのことです。
 
 菊池議員は、次のような質問をしました。
 「市民病院も建替える」、「図書館も建設する」。桜川市と同じような人口、財政規模で、なぜこのような事業が続々とできるのか。その秘訣を教えてほしい。

 関係者の答は、「豊田稔市長のリーダーシップとしか、言いようがない」というものでした。

 また、この図書館の特徴は、1回は児童図書をそろえ、「読み聞かせ室」、「授乳室」などを備えています。
 ふつう、図書館は「飲食禁止」が多いのですが、1階にカフェを設置し、2回には飲食可能なスペースを設置しています。
 高校受験の中学生が、飲食をしながら勉強に励んでいる姿が印象的でした。

 
 大北川土手側から見た図書館全景
 
 

 1階の読み聞かせスペース

 

 3階屋上の津波避難所

 

 1階の軽食も食べられるカフェ

 

 




 
 

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