菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

9月議会の若干の混乱について

2016年09月23日 19時00分02秒 | 議会

 9月議会の若干の混乱につい
 
 8月30日から始まった9月議会は、9月9日に終わりましたが、「無事終了」とはなりませんでした。
9月議会ほど後味の悪いものはありませんでした。それは、「一般質問の中」と「最終日の委員長報告への質問」の中に、「議事録削除となる発言」が2回もおきてしまって、暫時休憩をはさみ、2回も議会運営委員会を開く事態になってしまったことです。
その教訓をみなさんに知ってもらうことも必要と思い、報告する次第です。

 ●一般質問中の「議事録削除発言」

 8月22日(月)、例年より早く始まる9月議会(9月中旬の市長のブルガリア共和国出張のため)にそなえる議会全員協議会が行われました。私が注目したのは、ある議員の一般質問項目に、「職員の採用におけるタトゥーの取り扱について」という項目があったことです。
私は、項目を見たときから、この問題はなにかあるのか、職員の間をまわって聞いて歩きました。しかし、確証ある事実はつかめませんでした。しかし、市長周辺に、「シールか、本物かわからないが」、そのような方がいるようだと、未確認情報を得ることができました。
  そして、8月31日の質問になってしまいました。
その質問でわかったことは、市職員らしき人が(これも本人に確認していませんので、らしき人というしかありません)、インターネットに、刺青マーク(シールか、本物かは写真ではわかりません)が肩にある(貼ったか、彫ったか、写真ではわかりません)姿で写っているものでした。
その議員の質問と市長の答弁では、両者の口から、「議事録削除になる語句」も飛び出して、議事が混乱をしてしまいました。

 その後 
 某議員に指摘された人は、市長の運転手でした。8月31日付で、市長の運転手は退職しました。その運転手は、9月1日に、真壁警察署長に「質問した議員」を被告訴人とする告訴状を提出しております。
 その告訴状の中で、「市議会定例会で『市長の運転手はタトゥーを入れている』と指摘し、告訴人の名誉を棄損した」と述べています。この告訴状を受け付けた真壁警察署の受付メモには、「受付番号5、犯罪構成要件点検中」となっています。(告訴状のコピーは私の手元にあります)
 また、9月2日に市議会あての運転手からの退職あいさつ文には、「タトゥーについては、「4~5年前(運転手に採用される前)、友人との酒席で貼って遊んだ『シール』である」とのの釈明がありました。
 

 ●決算議案の委員長報告に対する質問

  2回目の議事録削除発言は、9月議会の最終日に起こりました。
某番議員から、総務委員長報告に対する質問が出ました。その内容が、総務委員会で、審議してないことについての質問だったのです。
 某議員の質問は、さくらがわ地域医療センターの指定管理者に予定されている「医療法人」の「経営内容」についての質問でした。
 情報通の方はご存知かと思いますが、今、「医療法人」に「不正があった」という趣旨の出所不明の文書が県庁、桜川市・筑西市、さらにはマスコミ等に配られているのです。コピーは私の手元にもあります。
私は、議員控え室で、「これだけ詳しく書かれているのは、内部関係者の告発文だ。問題にするしかない」と言われながら、某議員から、参考資料として、いただきました。
私はこの資料を見ながら、「これは、誰が書いたか明記していない。よく調べてからの方がいいよ」と、某議員には言っておいたのですが。
某番議員は、これをいきなり本会議で、「委員長質問」として取り上げたのです。
議長も、すぐに「暫時休憩」を宣言し、議会運営委員会で協議の結果、「某番議員の質問は取り消す」との裁定が下されました。

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 9月28日、議長・副議長の改選が行われます。このような「議事録削除」の発言がなくなる議事運営がされることを期待しています。
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