今日の東京新聞のコラムは、「裏金議員と総裁選」と題して、三木義一氏が怒りのコラムを書いていますので、紹介します。
「裏金議員と総裁選」
三木義一
「ご隠居、嫌だね~全く。腐った組織の頭選びにマスコミがまた踊っていますぜ」
「裏金議員達も推薦や投票もできるようだから、彼らへの配慮なしには当選できないの~」
「ですから、裏金議員を公認しないことを示唆したと思ったら、慌てて修正した候補者や、裏金議員でも返納すりゃ、議員として公認するよ、という候補者もいますぜ」
「裏金問題に黙っているから、どうしたかなと思っていたら、推薦人に裏金議員がずらっとならんでいる奴もいたな~。裏金議員を排除できない組織の頭選びということじゃ。9月12日に告示して2週間が選挙戦だそうだ。いろいろな候補者をああでもないこうでもないと、美しい政策論争がマスコミで取り上げられちゃうわけだ。そんなことより政権交代の必要性などきちんと報道してほしいのだがの~」
「あの何言っているのかよくわからない世襲議員もでるそうで、どんな名言を吐くのか楽しみにしている人もいるとか」
「かっこよく、中身がない発言をするというのもなかなかたいへんだの」
「裏金問題に毅然と対処できますかね~?」
「わしが彼なら、毅然と曖昧にするぞ」
「おや、どんな」
「裏金は問題だ!ただ裏金議員は、実は」とても正直な人たちだ。皆さんんも彼らのことを言うでしょう、裏がねぇ、と」
(青学大名誉教授)