これも昨日の仮説実験授業研究会の話。
板倉聖宣氏の話を聞いたのは3年ぶりであった。80歳を過ぎたというのに、まだまだ新しい発想がわいてくるようだ。今、「放射線とシーベルト」という授業書をつくりはじめているとのことであった。これは、できれば新年度に間に合わせたいような意気込みであった。
言葉の1つ1つに、これはというものがあった。
困ったときには、シメタを見つける発想法。
やるのも正義、やらないのも正義、正義の対立は行き場をなくす。
科学の問題(原発に関すること)には党派性はないが、社会の問題になると党派性が生まれてくる。
今、科学者(原発の)が信用されていないのは、今まで嘘をついてきたから。
3・11の日、JRはすべてストップしたが、私鉄は動かせるものは動かした。私鉄は、自分の部署で判断した。JRは、上位下達であった。電車によっては、動かせる路線もあったはず。自分で判断できる社会、機構をつくることが大事。
放射線は、本当に線か。
言葉の端端に、鋭さがあった。久しぶりの刺激をもらって、やる気がわいてきた。
参加するかどうか、迷いながら参加した研究会であった。迷ったときは、前向きに進む。充実した1日でした。
続きは、また明日。