2016年3月議会速報(2) 3・3一般議案の審議報告
●議案第31号 桜川市職員の降給に関する条例
菊池議員の質問
人事評価制度が公表されることにより、この条例が必要になったとのことですが、今までの人事評価の中で、降給に該当する例があったのか、なかったのか、伺います。
市長公室長の答弁
今までは、「D評価」の人はいませんでした。
●議案第44号 真壁高上町駐車場の料金値上げ
議案第44号 真壁高上町駐車場の値上げ
大型バス 500円を2000円に マイクロバス 300円を1000円に
普通自動車 200円を500円に バイク 100円を200円に
菊池議員の反対討論(要旨)
値上げの理由として、真壁のひな祭り中の来町者の駐車場所が、周辺の民間駐車場より安いため、普通自動車の駐車料金も、それに合わせ、500円に値上げするとの説明が議会全員協議会で説明がありました。それなら、その祭りの期間だけに限ればいいのではないでしょうか。
市当局の説明では、ひなまつり以外はほとんど利用されていないといいます。
私は、街頭演説の途中、トイレに立ち寄ることがたびたびあります。その時、近県から来町された方が、律儀に、封筒に利用料金をいれている姿を何回か見ております。それは、200円だからできる行為であり、500円では利用する方はいなくなってしまいます。
真壁のひなまつりのそもそもの発想は、このような方を暖かくもてなすことにあったのでないでしょうか。悲しくなってしまいます。
私は、駐車場関しては嫌な経験をしています。私が20年前、笠間高校に勤務していたころは、笠間神社前通りは、駐車場の客引きが激しく、神社前通りをスムーズに通れないほどでした。その後、一方通行の改善、道路整備も進み、不快な思いをすることもなくなりました。
以上の理由で、今回の料金値上げには反対します。
●認定こども園の設置に伴い、坂戸幼稚園、岩瀬北部保育所、やまと保育所が廃止になります。その条例改定が提案されました。
菊池議員は、その跡地の利用について質問いたしました。
関係部長の答弁は、未定とのことでした。これから検討するとの答弁をもらっています。
●議案第46号 平成27年度一般会計補正予算
96ぺ 放課後児童対策事業 2340万円減
菊池議員の質問
今、少子化対策強化の重要性が強調されている中、いわゆる学童保育への住民の要望も多いと聞いています。そういう中で、対策事業費が2340万円も使われずに残ってしまったというのはなぜなのか、疑問に感じます。過日、県西地域の共産党議員の交流会があり、その中でも、指導員の確保が難しくなっているとの話は、多くの自治体でも出ています。中には、6年生の学童が、指導員に暴力をふるったという話も聞いています。体がおおきな小学校6年生などは、指導するのは大変だとの話も出ています。
そのあたりの事情も交えて、なぜ、こんなに多くの減額補正が出てしまったのか、説明をしていただきたい。
保健福祉部長の答弁
この予算は、学童クラブの対象者を6年生まで受け入れるため、教育委員会と協議をし、岩瀬・羽黒・雨引・真壁の4か所を予定いたしました。しかし、学童クラブの指導員の確保ができなかったことにより事業実施ができなかったことによる減額です。
現在、11の学童クラブに39名の指導員がいます。クラブごとにローテーションを組んで勤務しています。しかし、指導員の都合がつかないときは、児童福祉課の職員が出向き運営している状況にあります。
子どもたちは、教室から学童にくると、開放感があるのか活発に活動し、指導員が注意をすると、暴言を発したり、指導員を無視して行動したり、制止すると暴れたりする子どもがいたりして、子どもの支援には大変苦慮しています。
今後も、指導員確保に努力してまいります。
●議案第46号 平成27年度一般会計補正予算
102ぺ 定住促進助成金 205万円
菊池議員の質問
少子化の中、定住促進者が増えて、補正措置が必要となったことは喜ばしいことです。
今年度は、この補正を含め、定住促進助成金の対象者は何件になるのでしょうか。
建設部長の答弁
16件になります
●議案48号 農業集落排水事業
118ぺ 市設置型浄化槽整備事業 1395万円の減額
菊池議員の質問
平成27年度は、何件設置して、何件分減額となったのか伺います。
上下水道部長の答弁
30基予定し、6基分減額しました。