菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

印鑑廃止が実現すれば・・、署名集めはぐっと楽に・・・・

2020年10月19日 13時39分17秒 | 日々の雑感
 今、行政手続きで不要なはんこを廃止しようと、霞ヶ関で見なおし作業が進んでいるという。これが実現すれば、市民運動をやっていた方には朗報といえる。

 たとえば、今年、春に、「いばらき原発県民投票の会」が、東海第二原子力発電所の再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定を県に直接請求できる署名が集まったとして、44市町村の選挙管理委員会に署名簿を本提出しました。これも、ただ署名集めるだけなら簡単なのですが、かならず「ハンコ」が必要だったのです。

 ところが、東京新聞の記事によると、「直接制度を所管する総務省行政課の福島係長によると、『人が署名したという真正性がより高まる。大量の署名を偽造するためには、多くのはんこを買い集めなければいけないので、一定の偽造防止効果もある』」と規定の趣旨を説明した」と書いてある。

 さらに福島係長は「はんこ廃止の流れの中で、署名の押印についても本当に必要かどうかを省内で検討しているところ。なくした場合に、何かまずいことが起きないかなどを整理し、判断していくことになります」と話した。

 また、署名簿を確認する選管側は、押印の必要性についてどう感じているのか。「選挙制度実務研究会」の小島勇人代表は「人口の多い自治体だと、押印一つ一つ『これは本人のものか』と確認していたら、期間内に終わることはできない。印がついていれば有効、なければ無効と機械的に判断する」と解説する。

 さらに小島さんは「本人性の担保は大事だが、有権者が直接請求の意思を表明するためにはんこまで要るだろうか。現場的にもはんこの必要性については合理的に説明はできない。なぜ、と聞かれたら、『法律がそうなっている』と言うしかない」と疑問を呈す。

 直接請求の署名に、「はんこ」が、いらなくなるよう願っています。 
 
 
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