いま、戦争法案の審議は、参議院に移りました。
報道によりますと、今度は、与党の質問時間も大分増やすとのことです。
安全保障をめぐる国際情勢がかわったということで、北朝鮮だけでなく中国の脅威を強調したいようです。
私が、心配ているのは、安保法案が、「厳密に文言の適否」を問題にするのではなく、「なんとなく中国が軍事力を強化している、日本も軍事力を強化しなければならない」という風潮がつくられることです。
法律の改変ですから、文言を厳密にする必要があります。そこが、与党質問では抜けているのです。
与党と安倍首相のやり取りは、なれあいを見ているので、まったく迫力がありません。
昨日の国会質問での白眉は、共産党の小池政策委員長の質問ではないでしょうか。
昨日の質問は、海上自衛隊幹部学校作戦法規研究室が作成した部内向け説明資料「平和安全法制について」を独自に入手し、追及したことです。
中谷防衛相は当初、この資料について、その確認を拒否していましたが、小池議員の追及を前に、「対潜水艦作戦における後方支援の1つをイメージしたもの」認めざるを得ませんでした。
これは、米軍ヘリが海自ヘリ空母の艦上で給油を受けながら対潜水艦作戦を行うというもので、戦争法案では、このような共同作戦が可能になるとの前提でイメージしていたものと言えます。
やっぱり、共産党議員の質問は、迫力が違います。
報道によりますと、今度は、与党の質問時間も大分増やすとのことです。
安全保障をめぐる国際情勢がかわったということで、北朝鮮だけでなく中国の脅威を強調したいようです。
私が、心配ているのは、安保法案が、「厳密に文言の適否」を問題にするのではなく、「なんとなく中国が軍事力を強化している、日本も軍事力を強化しなければならない」という風潮がつくられることです。
法律の改変ですから、文言を厳密にする必要があります。そこが、与党質問では抜けているのです。
与党と安倍首相のやり取りは、なれあいを見ているので、まったく迫力がありません。
昨日の国会質問での白眉は、共産党の小池政策委員長の質問ではないでしょうか。
昨日の質問は、海上自衛隊幹部学校作戦法規研究室が作成した部内向け説明資料「平和安全法制について」を独自に入手し、追及したことです。
中谷防衛相は当初、この資料について、その確認を拒否していましたが、小池議員の追及を前に、「対潜水艦作戦における後方支援の1つをイメージしたもの」認めざるを得ませんでした。
これは、米軍ヘリが海自ヘリ空母の艦上で給油を受けながら対潜水艦作戦を行うというもので、戦争法案では、このような共同作戦が可能になるとの前提でイメージしていたものと言えます。
やっぱり、共産党議員の質問は、迫力が違います。