菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「辺野古基地報道にみる」新聞報道の違い

2019年02月27日 08時48分41秒 | 社会・経済
 私は、家では「しんぶん赤旗」「茨城新聞」「東京新聞」の3紙を購読しています。読売新聞は、週3回は通う長谷川食堂で読んでいます。
 多くの家庭では1紙しか購読していないようで、各新聞によって、報道の仕方が、かなり違うということを知らない方が多いようです。
 茨城県では、読売新聞の普及率がおおいことは、関係者のあいだでは知られています。

 今回の、沖縄県辺野古基地建設報道では、新聞による報道の違いが、一層明白になったとのことで、東京新聞本音のコラム欄に、文芸評論家・斎藤美奈子氏が書いていますので、紹介します。

 メディアの意思   斎藤美奈子
 
 七割が辺野古(沖縄県名護市)の埋め立てに反対した24日の沖縄県県民投票。この投票で同時に露わになったのが、本土の報道各社の意思である。最小限の報道でお茶を濁したテレビ各局は放っておくとして新聞は?

 在京6紙中、25日の1面トップでこの件を伝えたのは、東京、朝日、毎日の3紙。社説でも東京は「沖縄の思い受け止めよ」、朝日は「結果に真摯に向きあえ」、毎日は「もはや埋め立てはやめよ」の見出しを立てて投票結果を尊重するよう政府に求めた。

 以上三紙が反対派だとすれば、産経は完全に「賛成」派だ。「投票結果は極めて残念」とし「国民守る安全保障政策を尊重し、移設容認に転じるべきである」と知事に説教する社説。なかなか頓珍漢(とんちんかん)である。

 面白いのが日経で、「国と沖縄は対話の糸口を探れ」と提言するも、右往左往する社説はほぼボヤキ。これが「どっちでもない」ってやつか!

 1日遅れの26日にしぶしぶ(?)社説を出したのが読売だ。「そもそも条例制定を推し進めたのは玉城氏の支持勢力」などのネガキャンに努める投票自体を否定する棄権組?

 という例外はあっても地方紙各紙の論戦の多くは「反対」寄りだった。投票結果は本土を動かした。分団から共闘へ。流れはここで変わるかもしれない。

 注)たしかに、26日の読売新聞には、辺野古の記事よりも、「元号」の特集記事が2面見開きをつかっておおきく報道されていた。なんでこんなに大きく書く必要があるのかな。特別の意味があるのかなと。
 今は、どこでも新聞の購読者が減っています。新聞販売店は四苦八苦しています。なかでも読売は苦戦をしてるようです。私は、年間4回、「新しい桜川」の折り込みに行っていますので。


 
 

 
 
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