12月3日のブログに対して、さらに「なかやま」さんから、再質問、意見がきていますので、答えさせていただきます。
質問1.筑西市民病院と県西病院が医師不足と財政困窮によって、
あのような状態になっているのに、さらに新しい病院が、
この2市に維持できるのか
答 今度の計画は、2病院を統合して、2病院・1診療所になる
のではないでしょうか。
(いや、筑西市は50床の市民病院を残すに決まっている
との推測する声もありますが)、15万人に満たない2市が
かかえる経済負担が、そう簡単であるとは考えていません。
しかし、下妻・筑西医療圏に中核病院を作るのは、本来県
の責任であるから、県につくらせればいいという意見も、そ
れでできるなら大歓迎ですが、何年待つことになるのか期待
できません。
いま、国がお金を出してくれるというチャンスを逃す手はない
と思っています。また、中核病院が三次病院であるとは考え
ていません。高度な三次病院(イメージとしては、筑波大学
付属病院、自治医大病院など)は、それこそ、 2市で維持す
るのは困難だと考えています。
質問2 県西総合病院の問題について
答 県西総合病院の再建(建物だけでなく、内容も)を、私も
一番心配しています。中核病院との連携なしで、再建が
できるとは、私には考えられないのです。中核病医院
建設に反対される方から、再建方法を教えていただき
たいと考えています。
質問3 ハコモノさえつくれば、なんとかなるという「中田市長の
ホラ話を信じているのか
答 私は、命にかかわる中核病院建設は、ハコモノ行政
とは一線を画すものと考えています。ハコモノ行政を
いうなら、岩瀬駅南北自由通路・岩瀬駅橋上化を批判すべ
きではないでしょうか。無駄なハコモノには、私は反対です。
質問 相田議長の反対討論は「正しい」ものと思うが
答 私は、間違っているとはいっていません。今回、22名の
議員中で、賛成11名、反対11名で同数なのです。議長を
出した方が、少数派となってしまうのです。そうすると、
どちらが議長を出すのかの論議が延々と続き、果てしな
くなってしまうのではないかということを心配しているのです。
相田議長も臨時議会で発言しているように、「市の将来に
大きな影響をもつ中核病院問題」をこのようなウルトラCを
使った方法で、決めてしまっていいのかということも考
えています。もちろん、可決についても、1票差なんて言う
可決は望ましくありません。
さらに、12月7日の意見に答えて
なかやまさんの意見
与党のベテランが反対しているところをみても、政治的な理由で
はなく、市長自身のリーダーシップの欠如が原因だろう。「まず
は話し合いのテーブルにつくことが必要」などと言っているよう
ですが、もう重要な話し合いはすべて終わって終わっています。
残っているのは誰が失敗の責任というババをひくのか、ツケの
押し付け合いだけです。
答 ウラの事情通という方々からは、このような意見を何回か聞
いています。
しかし、私は、救急車が行き場がなくて立ち往生する状況は
なくす必要があると考えています。この地域が、医療過疎の
地域であることは疑いないことです。その改善に少しでも役立
てば、中核病院はつくるべきと考えます。それが、県西総合病院
の再建にもなると考えるからです。