今、上曽トンネルを石岡市と桜川市の合併特例債を使ってつくろうという計画が急浮上してきました。しかも、4月12日の新部長紹介のあと、急遽、3常任委員会を開いて、議会の了解をとろうという急なものです。
今の議会状況では、市長与党派が圧倒的多数を占めています。
たしかに、上曽トンネルは、「真壁町20年来の悲願」と言われていますが、北関東高速道路ができたり、朝日トンネルができたりして、周辺の交通状況はおおきな変化が見られます。真壁町の中には、石岡方面より、つくば市方面の交通状況を便利にしてほしいという声さえあります。
また、桜川市の財政状況も、病院建設、桃山学園建設など大型工事が目白押しでで、決して楽観できる状況ではありません。桜川市の財政の致命的な弱点は、法人税収入が圧倒的(工場など企業による税金収入)に弱いことです。
私は、どうしても必要な事業はやるしかないという立場です。もし、少しは我慢できる事業なら、急がないで、我慢してもいいのではないかとの立場です。上曽トンネルは県道ですから、本来なら県がやるべき仕事です。
そこで、今日、3常任委員会でする質問主意書を、事前に提出してきました。
みなさんのご意見お寄せください。
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2017年4月7日
平成29年4月12日 桜川市議会3合同常任員会での新市建設計画の変更について
質問書
7番 菊池伸浩
1、 合併特例債の利用限度額について
合併特例債の利用限度額は190億円と言われています。合併当初は、いくら使い勝手のいい借金であっても、全部使い切って後世に借金を残すのもまずいと、限度額の半分くらいがいいのではないかとの論議があったと聞いています。ところが、当初予定されていた計画がどんどん変更され、大和中建設からはじまって給食センター、防災無線、小中一貫校、市立病院建設と増えています。今回の計画されている3事業を加えると、合併特例債の利用額は総額いくらになるのでしょうか。さらに、新庁舎の建設(概算で結構です)を加えるといくらになるのでしょうか。
2、 合併特例債の使われ方の地域偏在について
今までの合併特例債の使われ方が、真壁地区の真壁伝承館、桃山学園、大和地区の大和中学校と偏っているのではないかと、岩瀬地区住民から批判が出ています。合併特例債は、2町1村がある程度平等に使われるべきではないかと考えます。この上、上曽トンネル、市役所新庁舎を考えますと、さらに偏りはひどくなると思うのですが、市の考え方を伺います。
3、 上曽トンネル工事の緊急性・必要性について
上曽トンネルについては、合併当初は、トンネル本体は県道であるから県に任せて、トンネルの出入り口に休憩所をもうけるのが合併特例債の計画でした。トンネル貫通は真壁地区20年の悲願とは聞いていますが、県の着手を待てないほど、緊急な課題なのでしょうか。岩瀬地区では板敷峠の道も整備され、八郷地区へいくのも便利になっています。交通体系が大きく変化した中、上曽トンネルの必要性は、緊急性を持たなくなったという声も、真壁の中にもありました。市としてのお考えを伺います。
4、 上曽トンネルの財源充当手法について
3月の議会全員協議会で、上曽トンネル整備財源充当手法の文書をいただきました。これは県が作成した古い資料をもとにして、総事業費110億円で計算したものです。それによりますと、従来通り県道整備事業の場合は石岡市との両市負担分として10億円、2で割ると桜川市は5億円となっています。
ところが、合併特例債を使うと、合併特例債の交付税措置、県費補助金を入れると最終的には2億6千万円であるとなっています。
なぜ、県道を県が整備すると市の負担が5億円もかかり、合併特例債を使うと2・6億円になるのか、そのからくりがわかりません。説明願います。
今の議会状況では、市長与党派が圧倒的多数を占めています。
たしかに、上曽トンネルは、「真壁町20年来の悲願」と言われていますが、北関東高速道路ができたり、朝日トンネルができたりして、周辺の交通状況はおおきな変化が見られます。真壁町の中には、石岡方面より、つくば市方面の交通状況を便利にしてほしいという声さえあります。
また、桜川市の財政状況も、病院建設、桃山学園建設など大型工事が目白押しでで、決して楽観できる状況ではありません。桜川市の財政の致命的な弱点は、法人税収入が圧倒的(工場など企業による税金収入)に弱いことです。
私は、どうしても必要な事業はやるしかないという立場です。もし、少しは我慢できる事業なら、急がないで、我慢してもいいのではないかとの立場です。上曽トンネルは県道ですから、本来なら県がやるべき仕事です。
そこで、今日、3常任委員会でする質問主意書を、事前に提出してきました。
みなさんのご意見お寄せください。
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2017年4月7日
平成29年4月12日 桜川市議会3合同常任員会での新市建設計画の変更について
質問書
7番 菊池伸浩
1、 合併特例債の利用限度額について
合併特例債の利用限度額は190億円と言われています。合併当初は、いくら使い勝手のいい借金であっても、全部使い切って後世に借金を残すのもまずいと、限度額の半分くらいがいいのではないかとの論議があったと聞いています。ところが、当初予定されていた計画がどんどん変更され、大和中建設からはじまって給食センター、防災無線、小中一貫校、市立病院建設と増えています。今回の計画されている3事業を加えると、合併特例債の利用額は総額いくらになるのでしょうか。さらに、新庁舎の建設(概算で結構です)を加えるといくらになるのでしょうか。
2、 合併特例債の使われ方の地域偏在について
今までの合併特例債の使われ方が、真壁地区の真壁伝承館、桃山学園、大和地区の大和中学校と偏っているのではないかと、岩瀬地区住民から批判が出ています。合併特例債は、2町1村がある程度平等に使われるべきではないかと考えます。この上、上曽トンネル、市役所新庁舎を考えますと、さらに偏りはひどくなると思うのですが、市の考え方を伺います。
3、 上曽トンネル工事の緊急性・必要性について
上曽トンネルについては、合併当初は、トンネル本体は県道であるから県に任せて、トンネルの出入り口に休憩所をもうけるのが合併特例債の計画でした。トンネル貫通は真壁地区20年の悲願とは聞いていますが、県の着手を待てないほど、緊急な課題なのでしょうか。岩瀬地区では板敷峠の道も整備され、八郷地区へいくのも便利になっています。交通体系が大きく変化した中、上曽トンネルの必要性は、緊急性を持たなくなったという声も、真壁の中にもありました。市としてのお考えを伺います。
4、 上曽トンネルの財源充当手法について
3月の議会全員協議会で、上曽トンネル整備財源充当手法の文書をいただきました。これは県が作成した古い資料をもとにして、総事業費110億円で計算したものです。それによりますと、従来通り県道整備事業の場合は石岡市との両市負担分として10億円、2で割ると桜川市は5億円となっています。
ところが、合併特例債を使うと、合併特例債の交付税措置、県費補助金を入れると最終的には2億6千万円であるとなっています。
なぜ、県道を県が整備すると市の負担が5億円もかかり、合併特例債を使うと2・6億円になるのか、そのからくりがわかりません。説明願います。