菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

今日は、一般議案の審議をしました

2015年03月05日 22時33分57秒 | 議会
今日は、一般議案の審議ということで、26本の議案を審議しました。議案は、1本ずつ、質疑、採決という段取りを取りますので、議長は大変です。
いろいろ意見が別れ、十分審議をした後の採決ならいいのですが、条例のちょっとした語句の改変でも1本ですから、

 議長「質疑ありませんか」
 議員「ありません」
 議長「討論ありませんか」
 議長「ありません」

 これを、26回言わねばなりません。

 私は1本だけ反対討論に立ちました。
  それは、教育委員会の条例改定です。
  国の法律の改訂により、教育委員長を廃止したことにともない、市も教育委員長をなくし、教育長が、今までの教育委員長の仕事も兼ねるというものです。

 私の反対討論
  教育委員会の中立性に鑑みて、教育委員長がなくなることには反対いたします。

 1分もかからない反対討論です。

 保守系の議員の多くは、国が決めたものは自動的に、市でもやらなければいけないと思っていますから、多数にはならないことはわかっています。そんな時、長々と反対討論はしないで、「反対した議員がいた」ことを明確にしておくために、反対するのですから、簡単な討論の方が歓迎されるのです。

 また、質疑はいくつかしましたが、重要な質疑は、幼稚園の授業料および入園料徴収条例の改定です。

 幼稚園(真壁幼稚園と大和幼稚園)が「子ども園」になることに伴う変更です。
 
 幼稚園は、入園料を取っていましたが、それはなくなります。
 また、今までは授業料の名目でしたが、今度からは、利用料となります。

 これだけと思ったら大間違いです。
 
 利用料が、多くの人にとって高くなるのです。

 今まで、幼稚園の授業料は4500円でしたが、これが、保育園と同じように保護者収入によって、万円単位で値段が上がるのです。

 そこで私は、次のような質疑を行いました。

 菊池議員
  今回の変更は、あまりにも急なものがあります。また、授業料から利用料と名前を変わるわけでありますが、それ以上に、金額の変更が大きすぎます。今まで一律4500円であったものが、保護者によっては、万円単位の利用料になります。1年間(平成27年度だけ)、経過措置として激変緩和策があるのは評価しますが、これをもう少し伸ばして、3年間ぐらいに延ばすことができないでしょうか。

 これについては、「できない」との答弁が返ってきました。



 

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