菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

真壁小学校体育館工事は、安藤建設(株)水戸営業所が落札し、議会の承認を得ました

2012年10月23日 17時01分37秒 | 議会2

10・23第4回臨時議会速報

真壁小学校体育館工事の入札の経過と結果報告

標記の工事予算は、「3回の入札」と「1回の見積もり合わせ」でおこなわれました。菊池議員は、この議案の審議にあたって、4つの質問をしました。入札の経過にそって、質問と答弁、入札結果を報告します。

●第1回目(条件付き一般競争入札)

 起工 6月12日 

条件 県内本社・本店  1000点以上  対象企業 10社

 参加申請 5社(鈴縫、秋山、株木、常総開発、岡部)

   (株木、常総開発、岡部が入札前に辞退)

 入札中止(応募者数が3社以上なければ「市の内規に違反します」ので入札は成立しませんでした)

菊池議員の質問と市の答弁

 昨年の繰越予算で組まれた事業なのだから、もっと起工を早くできなかったのか。 これについては、これが精いっぱいとの答弁でした。

●第2回目(条件付き一般競争入札)

 起工 7月27日

条件 県内本社・本店  950点点以上  対象企業 20社

 閲覧業者 鈴縫、三共、株木、岡部

参加申請 株木、三共

  応募業者は2社であったが、県の見解を聞き、入札を実施したが、三共が当日、「辞退の札」をいれたため、結果として入札中止。

菊池議員の質問と市の答弁

 1回目の入札が不調(成立しなかった)になった段階で、点数を下げた(対象企業が20社に増えた)がその見通しが十分だったのか。結果として、2回目も不調に終わった原因はなにか。

 市は、「震災復興事業等で業者が忙しくなっているのではないか」と答えました。

●第3回目(見積もり合わせ・8月28日)

 2回目の入札が不調の終わったため、県の見解を踏まえて、市の判断で、「見積もり合わせ」により、仮契約業者を株木建設に決定。

(議会上程は、株木建設、1億6880万円(10万以下切り捨て)で提案)

 第3回定例会(9月議会)は、賛成8 反対11で否決(欠席1)

菊池議員の質問と市の答弁

 2回目の入札が不調に終わった時点で、「随意契約」で議会上程をするに至った理由はなにか。

 市は、減災事業債の期限が「平成24年度内完成」となっているため、また、1回目の入札は3社以上が条件だが、2回目以降は、市の判断を優先できるとの県の見解を得ているため、工事完成の時期を間に合わせるために「随意契約とした」と答弁しました。

   

●第4回目(指名競争入札

   9月議会での否決をうけ、緊急防災・減災事業債の決定年度内要件を満たすため早期着手の手法として指名競争入札方式に切替

 指名選考員会 9月28日

指名会社   株木、鈴縫、秋山、五洋、安藤、前田、西松、大成  計8社

辞退     五洋、前田、大成、西松、秋山            5社

入札日    10月15日 

 入札社    株木、鈴縫、安藤(3社で入札成立)

 仮契約業者  安藤建設()水戸営業所

 落札額    1億6882万5300円(税込)

菊池議員の質問と市の答弁

 2回の入札不調と「見積もり合わせ」の議会否決のため、工事の年度内完成が厳しい状況にあると言われているが、もっと詳しく説明を求めます。

 市の答弁は、年度内の完成が厳しい場合には、来年3月議会での予算差し替えも考えています。

     

   安藤建設の落札は、全員一致(欠席2名)で、可決しました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする