30数年前に買った沢田賢一郎氏の「フライ・ドレッシング」(1980年)を改めて読み返しますと、日本語の文献でハックルについて書かれたものの中では非常に優れた内容である事を再認識させられます。
例えばハニー・ダンについては「この色はハニーがかかったダンと思われているが、実際にはダンまたはダーク・グレーの不鮮明な模様の入ったハニーのことである。もっとも一般的なのはハニーの根本や芯にダーク・グレーやダンのしみのような模様が入っているもので、。。。」とあり、この定義で見てみれば今日本で売られているハニーダンの殆どはハニー或はジンジャーとなってしまう事でしょう。
先月入手した英国の古いハックルに"Medium Golden Dun"というものがあります。Messeenaより購入した様です。
(この封筒に入っておりました)
これはバジャーやグリーンウェルの様にリストが濃い色になっているハニーで、リストの色はレッドとジンジャーの中間色です。
このリストの色が「ダン」に当たるかどうかは悩むところです。
が、日光に当てると「Gold」に輝くハックルです。
次に"Grizzled Dun Cock"というハックルがあります。Veniardより購入した様です。
これはGrizzled Dunと書いてありますが、正しい分類ではCreeでしょう。
このハックルはジンジャー、白、黒が入ったものでハックルの先端に至るまで色がしっかりしたものです。しかしながら透明感もあり中々楽しめそうな感じです。
例えばハニー・ダンについては「この色はハニーがかかったダンと思われているが、実際にはダンまたはダーク・グレーの不鮮明な模様の入ったハニーのことである。もっとも一般的なのはハニーの根本や芯にダーク・グレーやダンのしみのような模様が入っているもので、。。。」とあり、この定義で見てみれば今日本で売られているハニーダンの殆どはハニー或はジンジャーとなってしまう事でしょう。
先月入手した英国の古いハックルに"Medium Golden Dun"というものがあります。Messeenaより購入した様です。
(この封筒に入っておりました)
これはバジャーやグリーンウェルの様にリストが濃い色になっているハニーで、リストの色はレッドとジンジャーの中間色です。
このリストの色が「ダン」に当たるかどうかは悩むところです。
が、日光に当てると「Gold」に輝くハックルです。
次に"Grizzled Dun Cock"というハックルがあります。Veniardより購入した様です。
これはGrizzled Dunと書いてありますが、正しい分類ではCreeでしょう。
このハックルはジンジャー、白、黒が入ったものでハックルの先端に至るまで色がしっかりしたものです。しかしながら透明感もあり中々楽しめそうな感じです。
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