思い出の釣り・これからの釣り

欧州の釣り、竹竿、その他、その時々の徒然の思いを綴るつもりです

2024年初釣り(1月4日箱根早川)

2024-01-07 16:41:42 | 釣行記/Fishing Trips

年末年始に一時帰国した機会を利用し、1月4日箱根早川に行って参りました。

自宅から電車で二時間程度で鱒のいる川に行けるとはなんと幸せなことでしょうか。1月4日の仕事始めの日、仕事や学校に向かう人達と別の方向に早朝電車に乗り向かい風祭駅に07:05到着。そこから歩いてローソンで釣魚券を購入、早川に向かいました。
持参したのはPezon et MichelのSawyer Nymph 8'10''。東京の自宅に残した竿の中で適当な長さがあり、通勤電車に乗っても余り長すぎないものという観点で選んだもの。その竿にSt. George 3''を合わせました。

冬の早朝の寒さの中、日の差し込まない川に入ります。1月4日だというのにやはり人気の釣り場には人が多く、入る場所を探すと以前も入った堰堤が空いていたのでそこに入りました。

ウェットフライのアップストリームでRamsbottom's Favouriteから始めConnemara Black、Silver March Brown、Invicta、Greenwell's Glory、Partridge & Orange、等々試しますが、今回はウンともスンとも何ら反応なく、寒さの中、心まで折れそうな状況です。

そう言えば今日使っているのはSawyerの名前を冠した竿。ということもあってかなくてか、釣れない時の奥の手のニンフに変えます。
最初はKiller Bugですが魚が見えない状況では、流し終わるところでスッと引き上げるInduced Takeを試しても効来ません。Pheasant Tail 14番に変え、白泡の中でリーダーが見えないため、更に奥の手のヤーン目印を付けて白泡をアップストリームに流すと、目印を通じリーダーが不自然に動いたところで合わせをくれると魚の感触。Sawyer Nymphを何度か曲げてくれたのは40cmの銀色の虹鱒でした。冒頭の写真はその鱒が咥えたPheasant Tail鉤。

魚を釣ったのは10時過ぎですが、その後は全く続かず昼前にはもう上がることにしました。

新春の柔らかい日差しを浴びた風祭駅。今年は一体どのような釣りを出来るのでしょうか?


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2 コメント

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上出来ですね。 (yugawaski)
2024-01-07 23:44:30
行かれたのですね。
私も今日行ってきました。
竿が折れて心も折れてしまいましたが…
大量に成魚放流がなされている早川は、簡単に釣れそうに思われがちですが、C&Rエリアは鱒も相当スレていて、甘く見ると痛い目に遭いますね。
今日は22番を見切られましたから、レインボー鱒なのに昔の忍野のヤマメみたいです。
そんな中で、常にトラディショナルなスタイルを変えることなく着実に成果を出されていることには感服させられます。
今年も良い釣りができますように。
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渋かったです (budsek)
2024-01-08 07:28:26
yugawaski様
コメントを頂き大変ありがとうございました。
22番の毛鉤を出動しての釣りというとサイトフィッシングを堪能されたものと想像致します。見える魚を狙った釣りはエキサイティングで、食ってくれないと自ずと毛鉤交換も激しくそれは楽しく辛い時間を過ごされたと思いますが、私の場合は老眼が進んでしまいもう18番以下の毛鉤を使うのは無理。そのためトラディショナルな釣りしか出来ないのが実態で、誠にお恥ずかしい次第です。それにしても渋かったです。

竿を折られたとのこと、心よりお見舞い致します。
修理が出来ることをお祈り致します。

記事の釣りをした後、湯元の板屋で温泉を堪能して参りました(モロッコでは水不足や浅く長いバスタブのため湯船を楽しむこと自体が極めて難しいので。。。)。
そこで鍋島晴雄氏が使われた釣り道具の数々をまた拝見致しました。9本継の和竿等興味深いものでした。破損された竿が修理の難しい和竿でなければ良いのですが。
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