ここケルンで開催されるモーターサイクルショーの規模は東京モーターサイクルショーの10倍くらい。
所狭しと車体や部品、ライディングギヤのメーカーブースが軒を連ねてるから、最低2日無ければ回りきれない。
今回、メーカーさんのご好意で特別にプレスカンフェレンスに参加させていただいたが、ニューエンジンと車体を発表したBMWブースでは、ライバルの日本メーカーの社員らしい方々が、ニューモデルの細部を覗き込み、熱心にメモを取っていた。
そして、会場では業界関係者との情報交換が重要。数年日本のBMWモーターサイクル部の責任者をされていたライナートさんは、今は製品開発に関わっている。
先日来日してディナーを共にしたファーストさんも、日本の勤務経験生かして活躍されている。皆さん、我々を温かく迎え入れてくれた。
元BMWの部長で、今は日本のエキセルリムで仕事をされている河原さんにも偶然出合った。
残念なことは、ここ数年、日本のジャーナリストの参加が年々減ってしまったこと。ニュースはメーカーからインターネットを通じて同時に世界に発信されるからだ。
アウディ参加になったDUCATIのトップのトルキオさんも業績の好調をアピールしていた。
他のメーカーでも、日本に導入されていないモデルもあったし、ハーレーダビッドソンのブースにも、新しいCVOが誇らしげに展示されていた。
弐に続く・・・