モトGPもヴァレンシアの最終戦で990CC 時代が終焉し、来年から800CCにスケールダウンされたGPマシンに切り替わる。そんな記憶に残すべきグランプリを、DUCATIがワン・ツーフィニッシュ勝利をしてくれた。
デスモセディチのデビューから係ってきたベイリス、今年から古巣のスーパーバイク選手権に還り999Rをチャンピオンに返り咲かせた。そのベイリス選手が、怪我で欠場のジベルナウ選手のピンチヒッターでスポット参戦して、見事優勝してしまったのも驚きだった。若手のヘイデン選手がタイトルを制した今年のGP、最終戦で37歳最年長のベイリスの働きは賞賛に値する。
カピロッシも総合4位でシーズンを終えたし、この頂点を極めたGP6モデルのレプリカを発表するなんて、DUCATIにとっては上出来なシーズンだったと思う。