
サイクリングロードの河川敷の風景です。
きれいです。

平成24年度の一般会計予算の概要です。
歳出を見ますと
国債の元払いの費用・地方交付税・社会保障関係費で
7割を占めています。
歳入のうち税収で賄われるのは5割に満たず、
5割弱は借金です。

一般会計税収・歳出総額・公債発行額の推移。

日本の国の財政を家計に見立てますと。
これで大丈夫なのでしょうか
政治家どの!!
緊張感を持ってほしいですね。

特別会計の種類(18特別会計)・・・平成24年度
を載せてみました。
ここに注意が必要です。
先日
今年度初めての「ファイナンス研究会」例会で
89回目の講座になりました。
講座の回数ではギネスブックになるかと思われます。
福島県金融広報委員会様に感謝いたします。
国の予算と私たちの生活
講師は
安達正紀先生(福島県金融広報委員会アドバイザー)でした。
毎回、安達先生の講座では丁寧なレジメ(P13)とともに、
オリジナルな視点からの講義なので、
受講生にとり楽しみな講座になっています。
今回のテーマは国会などでも取り上げられている
大事なことですから皆さんからの活発な意見も出て、
楽しく学べる場になりました。
1)現状認識
日本は変化の真っただ中。
少子高齢化を受けながら、日本をどう変えていけばいいのか。
政治・経済の知識を身につけ行動できるようにする為、
「国の予算がどのような現実にあるのか」を学びました。
2)国の予算の決まり方
①予算はすべての経済活動の基本。
②政府原案が作られるまで。
③財務原案は復活折衝を通じて政府原案となる。
④予算編成に採用される「政府経済見通し」。
・・・財政赤字の原因を学ぶ。
⑤補正予算の内容。
⑥予算の配分比率が固定的なのはなぜか?
⑦予算はどのように編成されているのか。
③予算規模はどうなっているのか。
③税収が減って借金は増える一方。
↓
解決策はどうするのか。
平成24年度予算。
事実上の予算規模は96,7兆円。
3)これからの世の中の流れについて
①人口減少時代
②手取り収入が増えない時代
③今までの「普通の生活」の維持が難しい時代
④家計にも「選択と集中」の時代
4)日本経済は大丈夫?
①大震災は景気回復のチャンスになるのか。
②日本経済はどうすれば立ち直るのか
③日本経済の強みとは。
皆さんで様々な意見が交わされ、面白かった。
安達先生ありがとうございました。