いわき・うぶすな広場だより

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弥生時代の磨製石器は凄い切れ味!!・・・いわきの考古学講座・弥生時代から

2021-03-14 18:16:44 | いわきの歴史

いわき市生涯学習プラザの生け花から。
昨日から荒れたお天気のいわきですが、
生け花は春爛漫の雰囲気です。


今回、
高橋先生はいわき市考古資料館より

弥生時代の実物を持参いただきました。


大きな磨製石斧です。
長さ32センチ、重さ2㎏です。


いわきの考古学講座 6回講座の最終回
大陸から伝わった磨製石器
講師は高橋忠道先生でした。

縄文時代の打製石器
弥生時代の磨製石器の違いとは。


縄文時代の磨製石器
・石皿と磨石(すりいし)
・石斧(せきふ)
・石錘(せきすい)
・石棒(せきぼう)

大陸系磨製石器・・・農耕技術とともに大陸から入る
・朝鮮半島に起源をもつ磨製石器
・水稲農耕技術や渡来した生活に必要になった道具
・収穫具(石包丁・石鎌)
・石包丁


大陸系磨製石器
・石包丁
・石包丁の製作工程
・伐採具・・・大型で重量がある
・工作具


いわき市内出土大陸系磨製石器
・龍門寺遺跡・・・平下荒川

7
いわき市内出土大陸系磨製石器
・久世原館跡・番匠地遺跡・・・旧・共立病院近く


いわき市内出土大陸系磨製石器
・作B遺跡…三和町上永井


いわき市内出土大陸系磨製石器
・平窪諸荷遺跡・・・平下平窪諸荷


穀物や木の実・植物の葉をすりつぶすための道具


大陸系の磨製石器・・・石包丁


大陸系磨製石器
石包丁の製作工程


龍門寺遺跡からでた
大陸系磨製石器


龍門寺遺跡から出た
有名な弥生時代中期のものです。


久世原館跡・番匠地遺跡出土の
大陸系磨製石器です。


こちらは古墳時代の土器です。

いわき市内出土大陸系磨製石器
・作B遺跡…三和町上永井


今日のまとめでした。


これ以降は
鉄器の時代になるのです!!

今日で6回・最終回
いわきの弥生時代講座でした。

コロナ感染症の中
講師の先生方、
受講された受講生の皆さん
ご苦労様でした。


来年度は
古墳時代がテーマの予定だそうですので
ぜひ参加したいです。

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