第15回いわき市生涯学習プラザフェステイバルの中で
生涯学習友の会主催で
神戸震災から25年
神戸大学教授・奥村弘先生が講演が開かれました。
生涯学習友の会では今回で7回目の講演会で
特に
資料の保存関係の講演を続けてこられました。
同じ地区の神戸の震災で
右は崩れましたが、
画面の左側の建物は残りました。
同じ場所でも被害は違うと。
A3の丁寧なレジメP6で説明されました。
左上には宮城県石巻の残された土蔵が。
今も残されて、中の史料も保存されたようです。
阪神淡路大震災から学ぶとして
☆地域歴史遺産という考え方とそれを活かした地域文化の展開
→関係機関の役割 1995~現在
☆神戸大学の地域連携、特に地域歴史文化を中心とした取り組みと
まちづくりにおけるその可能性を考える
神戸大学人文研究科地域連携センター 2002年~現在
までを熱く語られました。
地域社会の危機と歴史文化
多発する地震と水害
近代日本地域社会 自治体合併との関連
第1章:地域歴史文化の継承と地域歴史資料の保存の困難さ
~高度経済成長・平成合併・大災害~
第2章:大規模災害時の地域歴史資料保存の「通念化」と
地域歴史遺産という考え方の広まり
第3章:大災害時の資料保存の活動が、歴史研究者、自治体関係者、
市民の手で展開
第4章:大災害時の資料保存の活動が、歴史研究者、
自治体関係者、市民の手で展開
第5章:地域歴史遺産とまちづくり
①地域遺産は単に「ある」のではなく、「なる」もの、
地域の文化の継承とともに価値を増していく存在
②地域遺産は、地域社会への豊かな感性を育てるもの
→地域自慢ではない
「土蔵」土蔵が保存された・・・宮城県石巻市
☆失われた街模型復元プロジェクト
☆兵庫県福崎町でのジオラマ模型作成など
今回の資料の参考文献の紹介です。
☆奥村弘「大震災と歴史資料保存・阪神・淡路大震災から東日本大震災へ」吉川弘文館 2012年2月
☆歴史資料ネットワーク編「歴史の中の神戸と平家」神戸新聞総合出版センター1992年7月
☆歴史学研究会編「震災核被害の時代と歴史学」青木書店2012年5月
☆奥村弘編「歴史文化を大災害から守る 地域歴史資料額の構築」東京大学出版局 2013年1月
☆奥村弘・村井良助・木村修二編「地域歴史遺産と現代社会」神戸大学出版局 2018年1月
第15回いわき市生涯学習プラザフェステイバル
生涯学習友の会主催で
神戸震災から25年
神戸大学教授・奥村弘先生が講演が開かれました
阪神淡路大震災から学ぶとして
☆地域歴史遺産という考え方とそれを活かした地域文化の展開
→関係機関の役割 1995~現在
☆神戸大学の地域連携、特に地域歴史文化を中心とした取り組みと
まちづくりにおけるその可能性を考える
神戸大学人文研究科地域連携センター 2002年~現在
までを熱く語られました。
第1章:地域歴史文化の継承と地域歴史資料の保存の困難さ
~高度経済成長・平成合併・大災害~
第2章:大規模災害時の地域歴史資料保存の「通念化」と
地域歴史遺産という考え方の広まり
第3章:大災害時の資料保存の活動が、歴史研究者、自治体関係者、
市民の手で展開
第4章:大災害時の資料保存の活動が、歴史研究者、
自治体関係者、市民の手で展開
第5章:地域歴史遺産とまちづくり
①地域遺産は単に「ある」のではなく、「なる」もの、
地域の文化の継承とともに価値を増していく存在
②地域遺産は、地域社会への豊かな感性を育てるもの
→地域自慢ではない
3.11後の復興途中の
いわき市民にとり
貴重な講演になりました。
3.11から10年目に入る現在
3.11の記憶が急速に薄らいでいますので
風化させないようにしていく必要を感じる講演会になりました。
奥村先生、参加された皆様
企画をされた生涯学習友の会のみなさま
ありがとうございました。