配偶者と
東京大空襲・ガラスのうさぎ映画上映会に参加して感動してきました。
第5弾イワキノスタルジックシアターで
ほぼ満員の方々で感動の嵐でした。
原作は高木敏子さんで
金の星社で出版された
「ガラスのうさぎ」は超大ベストセラーとなり
現在も続いていますが、
若い人には
知らない方も増えているとか。
監督は橘祐典さんで1979年に制作されました。
いわきゆかりの名作の一つです。
脇役の俳優さんも懐かしい方も多かった。
映画では映らなかったが
本では紹介されている勿来のおばさんの話は
記憶にとどめたいですね。
小宅さんの書かれた
「いわき市勿来地区地域史3・上巻に書かれています。
戦争の10日ほど前に空襲で亡くなられた
ガラス製作者のお父さんが作られた
ガラスのうさぎです。
映画のスチール写真が飾られていましたので撮影してみました。
敗戦10日ほど前に東京へ父と帰る途中に
疎開先の二宮駅で米軍に打たれて父を亡くして
亡骸を焼き場に運ぶ場面には泣けた。
荷車を引いている俳優は奇山弘さんでした。
3月10日の東京大空襲はむごかった。
2度と起こしたくないですね。
戦後の田舎の風景。
吉田さんが書かれたいわき民報の
「勿来のおばさん」を探しの記事です。
見つかって
33年ぶりに再会されました。
(昭和54年1月4日)
高木さんは出版された後
講演活動を積極的にされ、平和の尊さを訴え続けてこられました。
☆戦争を起こすのは人の心です
☆戦争を起こさせないのも人の心です
☆戦争を起こさせないとする心の輪を世界に広げていきましょう
と話されていると。
上映後、
吉田隆治さん(いわき地域学會代表幹事)と
緑川健さん(いわきロケ映画祭実行委員会代表)による
ガラスのうさぎといわきとのかかわりについて
の対談で理解がより深まったのではないかと。
上映後
家に帰ってからも
子供達・孫たちにも観させなければと思いました。
東京大空襲で母と妹2人をなくし、
8月には父を米軍艦載機の機銃操作で亡くし
戦争の敗戦とその戦後を
父の残してくれたガラスのうさぎ
母と妹も愛したガラスのうさぎ
を思いながら
けなげに生き抜く12歳の少女敏子の物語
今後も上映し続けたいですね。