いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

3・11津波による塩害の影響は回復せず・・・いわき

2012-06-19 19:27:02 | いわきの地震

昨年の3・11地震の津波による
塩害の為、
今年も作付が出来なかった田んぼの姿です。


いつ再開できるのでしょうか。

現在のいわきは
台風の影響で風雨が強い。
昨年の3・11地震による堤防などが弱っていますので、
台風の影響がないといいのですが・・・・・

午前中に義母の命日の為
お墓参りに。

お墓は海の近くにあり
昨年の3・11地震による津波にもかかりました。
そのお墓の周りの田んぼも海水につかり
昨年の作付は出来ずじまい。

今年も上記写真のように
作付が出来ずにいます。
本来なら、
今の時期、田んぼは田植えが終わり
水が満面に保たれ、きれいな田園風景が続くのですが・・・・

残念ですがいつ
田植えが出来る風景になるのでしょうか。

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いわき学・いん軒講座に参加。いわき地域学會主催

2012-06-19 06:17:59 | いわき学

磐城誌料歳時民俗記・石城北神谷誌(高木誠一)・寛政十一年農家年中行事です。

「磐城誌料歳時民俗記」の一月二日まで今回は読み進めました。


いわき学・筠軒講座
・・・いわき地域学會(吉田隆治代表幹事)

講師は夏井芳徳(いわき地域学會副代表幹事)先生
  
約80名近くの受講生が集まっており
関心の高さをうかがわせます。

早くも今回が第2回目に参加。

私たちの歴史サークル
「なるほど歴史塾」が約三年近く前に現代訳しました
長谷川安道の書いた

「寛政十一年農家年中行事」・・・・寛政十一年(1799年)  

・・・今から213年前のいわきの一月から十二月までの農家の年中行事が
  書かれていますを見てみますと。

農家年中行事

一.元朝は早く起きて、風呂に入ってけがれをおとして、若水を迎える。

  付け火をもやし、歳徳神ならびに諸神・諸仏へ鏡餅をそなえて拝む。

  次にお茶を入れ、先祖より家の定めにより、あぶり餅(餅を焼く)、干し柿を添えてお茶をいただく。

  冬ねぎの皿おき、きざみ菜、里芋、焼き豆腐の雑煮に、花かつお、の掛け塩がめでたい、

  お節料理だ。

  穣葉、ウラシロ、炭、昆布、栗、かやの実、みかん、いせえびなどで、蓬莱を飾り、客座に出す。

  これを菓子台という。

  台所のお飾りには、塩かつお、秋あじ、平目、カナガシラ、きじ、はと、昆布などを飾る。

  分限にこえてぜいたくなのは甚だ悪いことだ。

一.今日(元日)は、

   表座敷に鍾馗(しょうき)様と元三大師の絵を張る。
   
     それらは、一年中の悪魔を祓うための方法である。

     旧冬のうちに村などの修験者が配ったお札である。

一. 元日には、

     鎮守、産宮(うぶすな)、菩提寺、 祈祷所本尊、先祖のお墓にお参りをする。

    けっして明日に延ばしたりしてはならない。

    元日というのは今日ばかりであるので、360日に報いがくる。

    だから、今日怠ければ手遅れになる。

    大晦日まで保証できない。

  今日は、

   年中の月日を重ね、家業を務め何事もなく無難に年を越して行こうという(心がけをたしかめる)日だ。
  
  こうした喜びを親に見せ、親の喜び顔を持たんということは、

  大般若の御祈祷にも勝るだろう。

  さて、今日は旧冬の疲れだといって気をゆるめ、長髪、垢だらけで、

    女房に使われて、

   台所の働き、味噌擂りなどと、大事を忘れて、小事を用いて果報を失う道理だ。

  晩景に及び旧冬より整えておいた野菜、 干物、魚、鳥の献立を整え、
  
   祖父、祖母、両親を呼んで、喜びの顔を拝むこと。

一.二日は、村役人より始めて、わけへだてなく、隣村の親類、

  近所の付き合いの人々に お互いにあいさつをする。

  手足、無事息災に、年を取り、身も心も軽く、めでたさは随一である。

と書かれています。

比較してみてみますとより理解が深まります。

合わせて
石城北神谷誌(高木誠一著)を比較しながら
見ますとより理解が深まるようです。

 

今日は義母の命日。
お墓参りを。

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