45歩に55歩と応じて
24歩同歩55角
32金37桂
ここで後手としては45歩は難しく、AIに聞くと51飛が最善のようですが、大山先生は54飛を指しています。(PCで見ている方は、左下カラムで「中飛車に45歩」で検索してみてください。)
加藤一二三先生は実戦で44歩同銀77角56飛25歩
継ぎ歩で攻めているのですが、当然取ってはもらえず、76飛24歩22歩
この図の評価値は-92、後手ペースです。対抗型で2筋の継ぎ歩は良い手にはなりにくいです。
戻って
AIに聞くと、22歩同金47金
32金44歩同銀66角
この図の評価値は+48、改善しましたが、先手としてはつまりません。
他には
57銀左45歩22歩
22同角同角成同金66角
44銀45桂23金53桂成
53同銀11角成44角
21馬99角成55香
これで先手の駒得となるのですが、84飛53香成89馬
89同玉87飛成79玉
98竜78銀77香75歩87桂
68玉78香成同金86桂46銀
ここまで来て評価値は+118、何とか玉を逃げだして先手のペースですが、難しい変化です。
結論としては、先手は挑発に乗らないほうが良く、46歩54歩57銀左64歩には45歩
1手待ってから仕掛けると、この図の評価値は+148です。55歩には同歩45歩56銀・・・とできるので。後手は結局64歩ではなく32金と備えねばならないでしょう。棒銀に持ち込めます。
また54歩に57銀右64歩45歩も
評価値は+148なのです。後手は64歩ではなくて32金とするでしょう。