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名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
みなさんの棋力向上のための記事を毎日投稿しています。

将棋かわらばん 瀬戸将棋まつり

2023-10-28 | 名将会

今日の名南将棋大会で優勝された廣瀬孝さんから、将棋かわらばん(レポート)を頂きました。了解を得たので公開します。

81歳でこれだけのものが書けること自体がすごいことです。私も80歳で将棋大会に出るのが目標ですが、まだまだ先のことゆえ難しいだろうなあと思います。

 


第246回名南将棋大会(弐)結果速報

2023-10-28 | 名将会

本日は第246回名南将棋大会(弐)を開催しました。結果速報です。

少なめの4クラスで、4連勝が4人出ました。

H級優勝

葛西直樹さん(連続優勝)

I級優勝

木田英機さん

J級優勝

石田浩史さん(連続優勝)

K級優勝

廣瀬孝さん

優勝された方々、おめでとうございます。

参加された皆様、ありがとうございました。

 

トーナメント表の画像です。

過去12回分の優勝記録です。

半分にして拡大します。

 


SS2-1 三間飛車に45歩急戦(28)

2023-10-28 | 基本定跡の研究

新しい定跡があります。といっても20年ほど前の話ですが、私は詳しくは勉強していませんでした。

これまでは37桂と跳ねていたところを(22飛と備えられて難しかったので) 、5歩を先にしてみます。45同歩に37桂では元に戻ってしまうので55歩。

本手順を追いかけていくと、55同歩37桂56歩

24歩同歩33角成同銀45桂

銀が逃げると24飛で成功です。後手は角を打つのですが、まずは55角から。33桂成同飛24飛

23歩25飛99角成88銀98馬

この時点で評価値は+288で先手良しです。定跡本に書いてある手順は(99銀打にも触れられていて、こちらが優るようですが)22角に46桂

68金寄38桂成47銀48成桂56銀58歩

定跡はここで間違っていて、79金59歩成28飛が正しい(先手有利)ですが、58同金寄同成桂同金と清算しています。そこで57歩、35歩には触れているのですが、AIによると43飛だと。

44銀では42飛で困るので、44歩53飛55歩46金

57銀33桂(同角成には57金が利く)29飛56金同銀45銀

左桂を使われて嫌な感じです。先手の最善の受けは66金46歩57金のようですが、

56銀同金上84香

評価値は-301の後手有利です。

もう一度触れますが、途中のこの図で

79金(あるいは28飛)59歩成28飛としておけば

評価値は+315の先手有利です。後手に左桂を使われることはありません。

37桂を先にする従来の定跡よりも、先手としては希望が持てるでしょうか。