三宮の「ギャラリーほりかわ」で「ピーター・デビットソン展」(写真のピパ・タンデイーと共催)を
見せてもらって来た。
オーストラリア出身で神戸に来て数年になる画家で、京都などで狩野派の絵を
学んでいるそうである。
今回の出展作は浮世絵に影響を受けて描いたものと表示されていた。
作品の殆どが黒い紙の上をパステルで埋め尽くされていて、わずかに塗り残されている
隙間から見える黒が絵を構成しているのである。
パステルの爽やかな色が映し出す日本の風土が素晴らしい味わいを見せていた。
自分が時間をかけてじっくりと鑑賞していたからか、それとも一人で留守番をする画家が
暇で退屈だったのか、画家と自然と並んで絵を見ることになり、これも極自然に声を
掛け合うことになった。不十分な英語と日本語で。
彼の怪しげな日本語に英語で助太刀すると、オオそれそれという具合に。
こちらの問いかける英語が行き詰まるとあやしげな日本語で迎えてくれて。
少々は汗、汗だったが、なんとか聞きたいことは聞き出せたと思う。
最近の散歩スケッチから
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