淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

室津の港

2014-11-22 22:01:01 | 淡彩スケッチ
                    室津の港(1)  F4


                    室津の港(2)  F4


                    室津の街並み   F4


                   室津港  油彩  F20

                   この絵は若かった頃、もう20年も前のことか・・・・・・・
                   県道から見下ろして描いた


         昨日、もう昼近くになっていたけれど、あまりの天気の良さに釣られ、片道1時間半もかけて室津へ
        行ってきた。
         この港は20年も前から馴染のところで、その時々のいろんな思い出もある。

         町なかを歩いていたら、郵便局の窓に張ってある印刷物が目に留まって読んでみたら、
        「湾は意外に小さい。
         湾の小ささが室津の風情をいっそう濃くしている。 1976
           街道をゆく  司馬遼太郎  」とあった。
         この人の自筆のものを写し取って拡大したものだろう。

         住む人はみんな顔見知りだろうと思えるほど、湾を取り囲むかのようなこの町はこじんまりとしている。
         今は小さな漁港だけれども、かっては海の宿駅として古くから栄え、廻船問屋が活躍し、参勤交代に船を
        利用する大名の上陸あるいは乗船地でもあったこの室津には6軒の本陣があって、その遺構をを残す建物が
        今も残っている。
         そんな室津を司馬さんの言葉が表現している。

         今回の街歩きで、今まで気づかなかったのだけれど、古い建物の道路側2階に作られている「腰掛け縁」
        に興味を惹かれた。
         2階の天井高は普通にとりながら、道路から見る2階の窓を低く見せる所作である。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
室津 (なりひら)
2014-11-24 23:31:26
室津・・昔から船泊として知られていますね。30年前と変わらない風景を見るのは楽しいです。
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有難うございます (Huちゃん)
2014-11-25 08:38:16
お早うございます。
ご訪問有難うざいました。
何時も拝見さえて頂き読み逃げで
失礼しています。
全国を駆け巡っての精力的なケッチ
活動に驚きと羨望の念を禁じ得ません。
千枚田は行ってみたい所です。
今後も楽しみにしています。
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Unknown (すずめのじゅんじゅん)
2014-11-25 15:52:37
こんにちわ
今日は久振りの雨です
散策してるといろんな事が目に付き
懐かしく思える事もありますね
素敵な室津の港スケッチに見入っています
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なりひら さんへ (satoyama)
2014-11-25 22:38:30
此処の町は、本当に変わりませんね。
町中には土産物屋の看板さえ見当たりませんね。
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Hu ちゃん さんへ (satoyama)
2014-11-25 22:41:19
私も覗きにいかせてもらっていますよ。
ますます腕を上げておられますね。
写真の良さに負けないようにします。
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すずめのじゅんじゅん さんへ (satoyama)
2014-11-25 22:44:30
連休が終われば、天気がおかしくなりましたね。
今日は、予定では「赤とんぼ」の竜野へいうよていだったのですが、中止になってしまいました。
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文豪たちが愛した町 (magamik)
2014-11-29 15:50:34
こんにちわ~20年も前から、この港を
描いておられたのですね。
こじんまりしてるけど活気あふれる港町、
今も変わらず、残っているのは思い出ある人には
格別でしょうね。

室津診療所が印象的です。
一人でぶらりと訪れてみたいところですね。
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magamik さん へ (satoyama)
2014-11-29 22:00:42
港を見下ろす高台を県道が通っていますが、最近その道路にも
道の駅が出来て、人を集めています。
港には、カキを売る店もできました。
しかし町の中にはコンビニもなければ、土産を売る店もありません。
喫茶店も目につきません。
少しも変わっていません。
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